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ニュージーランド在住のプログラマがあれこれ書くブログ

ニュージーランドでフラットを探そう。探し方から物件選びのポイント、引越し後の手続きまで解説します!

イチオシ記事▼

こんにちは、最近引っ越ししたばかりのはっしー(@hassy_nz)です。

ニュージーランドに長期滞在する上で大事になってくるのが物件探し。この国では、日本のような独身世帯向けの住宅はほとんどなく、多くの人がフラット(flat)と呼ばれるシェアハウスに住むことになります。

日本の感覚で部屋探しをすると、希望の物件になかなか巡り会えなかったり、引っ越してから「こんなはずじゃなかった!」と後悔することも。

今回は、ニュージーランドでフラットを探す方法から、物件選びのポイントまで徹底解説します! ワーホリや留学時のお部屋探しにぜひぜひお役立てくださいませー!

フラットはどこで探せるの?

インターネット上の広告を探して、家主に直接連絡を取るのが、フラット探しの基本的な方法です。代表的なサイトをいくつか紹介するので、用途に応じて活用してくださいね。

Trade Me で探す

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Trade Me は、日用品から自動車や家まで手に入る、ニュージーランド最大手のポータルサイトです。フラットメイト募集の情報も充実しており、地域別に探しやすくなっています! アカウントも無料で作成できるので、まずは Trade Me から手軽に物件探しを始めるのがいいでしょう。

Easy Roommate で探す

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Easy Roommate は、有料ながら Trade Me には載っていない物件を見つけられるサイトです! とにかくたくさんの部屋の情報を見たい、すぐにでも引っ越せる場所を探したいという人には最適ですよ。

料金プランは1ヶ月で24.9ドル(2017年10月時点)なので、そこまで高くはありません。これは必要経費だと思って払っちゃいましょう。

また、アカウント作成には顔写真のアップロードが必要になります。イタズラ防止や家主の安心のためなどの理由でしょう。なるべく写りの良い写真を用意しておいてください。ちゃんと審査されるので、イラストや不鮮明な写真だと却下されます。

NZ Daisuki で探す

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ニュージーランドの老舗日本人コミュニティサイトNZ Daisukiには住宅情報の掲示板があり、日本人向けのフラットメイト募集広告を日本語で探すことができます!

Trade Me や Easy Roommate では、家主とのやり取りは基本的に英語になるため、英語に自信がないという人は NZ Daisuki で探すのがいいかもしれません。日本人同士なら、生活習慣の違いにともなうトラブルを避けやすかったり、家の中で十分くつろげたりするなどのメリットもあります。

掲載されている情報はオークランドやウェリントン、クライストチャーチなどの大都市がほとんどで、それ以外の街では掲載数がぐっと減りますのでご注意を。


引っ越したい物件が見つかったらどうすればいい?

上記の方法で希望の物件が見つかったら、できるだけ早く、家主に連絡を取り、内見の日時を決めましょう。フラット探しは基本的に早い者勝ちです。人気の物件はすぐに埋まってしまうので、スピードが命ですよ!

家主への連絡方法は、サイトを介してのメッセージだったり、メールやSMSだったりと場合によって異なるので、それぞれの指示に従ってください。

家主へ少しでも好印象を与えるため、連絡の文面はなるべく丁寧に書きましょう。いくら英語に不慣れといっても、見ず知らずの人から「引っ越していい?」とか、そっけないメッセージが届いたらいい気持ちしませんよね。

僕がフラットを探すときに使った文面はこんな感じです。参考にしてみてください。

Hi, ◯◯ (家主の名前を入れる)

My name is Hassy, a Japanese programmer working in Christchurch.
Now I'm looking for a new flat close to my office and found your ads.
The location and rent are ideal so I'm really interested in your flat.

Could I come to you and have a look at the room in this week?
It will be appreciated if you let me know any suitable date.

Regards,
Hassy

フラット選びのポイント

ニュージーランドの家選びには、この国ならではのポイントがそこかしこに隠れています。「えっ、そんなところ気にしなきゃダメだったの!」と後になって驚かないように、しっかり予習しておきましょう!

家の中が寒くない

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ニュージーランドでの部屋探しで最重要とも言えるのが、家の中が寒くないこと。この確認を怠ると大変なことになります。

はっきり言って、ニュージーランドは寒い国です。位置が南過ぎて、南極圏に片足突っ込んでるような場所にありますから。北端にあるオークランドならまだしも、ウェリントンやクライストチャーチまで行くと、年の半分以上は冬だと思っといたほうがいいです。夏場でも朝晩は冷え込む日がけっこうあります。

しかも、ニュージーランドの家の作りって全体的に雑なんですよ。特に古い家はひどいもので、窓のすき間から風が吹き込んだり、家の外と中で気温が全然変わらないなんて話も聞きます。家の中で子供が凍死しちゃうなんて事故もあるくらいなので、ホントに注意してください。命に関わります。

具体的には、次のうち最低1つでもクリアできていればOKでしょう。

  • 家が新興住宅街にあるか
  • 窓が二重サッシになっているか
  • 家全体を暖める暖炉、または部屋ごとに暖房があるか

乾燥機がある

ニュージーランドの冬場で注意したいのは、とにかく洗濯物が乾かないこと。この国の冬は雨が多く気温も低いので、一週間干してもタオルが生乾き、なんてシャレにならない状況が普通に発生します。

こうした事態を防ぐためにも、乾燥機つきの物件を選ぶのがひとつのポイントです。冬場の生活の質に大きく関わってきます。洗濯物がすぐに乾いてくれるなら、衣服をたくさん持ち運ばなくても済みますよね。

シャワータイムが快適に過ごせる

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日本人だもの、やっぱりお風呂の時間は大事です。残念ながら湯船に浸かれる物件はまず見つかりませんが、最低でも水圧が強く、温度の高いシャワーが出るかどうかはチェックしておきましょう。日々の疲れがちゃんと取れるかどうかはここにかかってます。

また、シャワーの時間に厳しい家は避けたほうが無難です。ニュージーランドの家は、タンクにたまったお湯を使う方式なので、一度使いきるとシャワーが冷水になってしまいます。それを防ぐために「シャワーは1回5分まで!」というルールを決めているフラットもそれなりにあるようです。

事情はわかりますが、あまり急かされてシャワーを浴びるのも気持ちよくないですよね。この辺のルールはあらかじめ確認しておきましょう。もちろん、たとえルールが無かったとしても長風呂は厳禁です。できれば10分以内に済ませるようにしましょう。ほかの人への思いやりを忘れずに。

インターネット環境が整っている

部屋の内見の際には、必ずインターネットに接続して、通信速度を確認しましょう。Skypeチャットや映画のダウンロードなど、日常生活で大量のデータ通信を必要とするシーンは山ほどあります。こうしたときに通信速度が遅いと、それだけでストレスになってしまうので、インターネット環境は重要ですよ。

また、家賃にインターネット料金が含まれているかどうかもチェックしてください。含まれていない場合は、追加料金がだいたいどれくらいかかるか聞いておきましょう。月末になってびっくりするような料金を請求されると困りますからね。

車なしで通勤通学できる距離にある

「車があるから駅やバス停の位置なんか関係ないもんね」と思っているそこのあなた、その考えは危険です。もしも車を修理に出さなきゃならなくなったとき、この国で100%代車が借りられるとは思わないほうがいいです。僕も一度、ライトの破損を修理に出したら一週間車に乗れなかったことがありますから。

「もし車がなくなったとしても、会社や学校まで通えるか?」というシミュレーションは常にしておきましょう。ニュージーランドの主な公共交通機関はバスなので、バス停に近い物件を最優先で探すのが得策です。

トイレの数が足りている

これはTwitterのフォロワーさんから指摘していただいたんですが、トイレの数が足りているかって見逃しがちなので、しっかり見ておきましょう。

もうこのツイートの通りですね。緊急事態にすぐトイレに行けないと、人間の尊厳に関わります。シャワーと独立したトイレがあるかどうか、同居人が多い場合は複数のトイレがあるかはチェックしておきましょう。

引っ越したあとには何をすればいい?

ボンド(保証金)を支払って領収書をもらおう

引越し後には、まず家主にボンド(Bond)と呼ばれる保証金を支払うのが一般的です。1週間〜2週間分の家賃相当の金額が普通で、このお金は退去時に戻ってきます。

支払いをしたら、必ず領収書をもらいましょう! 無用なトラブルを避けるためにも書類は必要です。もしも領収書をくれなかった場合は「Can you give me a receipt?」このひとことを忘れずに。

家賃の自動支払い設定をしよう

家賃の支払いですが、現金払いにすると超絶めんどくさいのでやめた方がいいです。カード社会のニュージーランドでは現金を用意すること自体面倒だし、「払った」「払ってない」のトラブルの元にもなります。

この際、銀行口座から毎週自動的に支払われるように設定しておきましょう。以下、僕が使っている ASB という銀行のオンラインバンキングでの設定方法を解説します。ほかの銀行でも似たような手順で設定できるかと思います。

まず、オンラインバンキングのサイトにログインしたら、左側のメニューから「Payment -> Automatic Payments」を選択します。
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次に、引き落とし元の口座を選んで、「New Automatic Payment」を選択。
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最後に以下のようなフォームが表示されるので、「Payment Amount」に毎週の家賃「Commence Date」に支払い開始日を入力し、「Frequency」で Weekly (毎週) を選択します。「Enter Recipient (Payee) Name」に家主の名前を、「Enter Recipient (Payee) Account Number」には家主の口座番号を入力します。下の方にある「Particulars」という欄は、取引履歴に表示される名前です。ここは「Rent」(家賃)と入れておけばOKです。

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支払金額と振込先の口座番号さえ間違えなければ全然難しくないので、設定に挑戦してみてください! あ、引越し前の物件でも自動支払の設定をしていた人は、そちらの支払いを止めるのも忘れずに!

住所変更の手続を済ませよう

日本と同じく、引っ越ししたら住所変更の手続を済ませましょう。いろんな重要書類が古い住所に届くと面倒ですからお早めに。

具体的には下の3つを押さえておけば、とりあえず問題ないと思います。通っている学校や職場への連絡も忘れないようにしてください。

変更する情報 URL
IRD(税務署) の登録情報 https://www.ird.govt.nz/
自動車の登録情報 https://transact.nzta.govt.nz/transactions/ChangeOfAddress/entry
銀行口座 それぞれの銀行のサイトまたは窓口へ

まとめ ー 快適なフラットを探して楽しいNZ生活を! ー

1日のうち多くの時間を過ごすフラット、せっかくなら少しでもいい物件を探したいですよね。ぜひ今回紹介したポイントを活用して、理想のフラットを見つけ出してください。

皆さんの快適なニュージーランド生活の助けに少しでもなれば幸いです。ではではー!