NZ MoyaSystem

ニュージーランド在住のプログラマがあれこれ書くブログ

「社会人は大変だ」って言うのやめようぜキャンペーン

イチオシ記事▼

タイトルの通りなんですが、「社会人は大変だ」って言うの、もうやめにしませんか。

日本で働いてたときは、僕も大学の後輩なんかと飲みに行くと「残業多くて大変だよ」「休日出勤も徹夜もあって大変だよ」「納期直前は特に大変だよ」みたいなことをベラベラとしゃべって、若い人を震えあがらせてました。

でもそれって、大変な境遇に飛び込む新卒学生を増やすだけなんじゃないかって、最近思うんですよね。

「社会人は大変だ」という刷り込みが新入社員を追い込んでいないか?

「多少の残業は当たり前だ」

「引き受けた仕事は何があろうと終わらせるのが社会人」

「長い休みが取れるのなんて学生のうちだけ」

こういう言説をオトナが平気で口にしてると、学生が本気にするんですよ。「なるほど社会人というのは大変なものなのか」と。

すると、実際にものすごく残業が多くて休みも取れないような職場、いわゆるブラック企業に入社しちゃったとき、納得してしまうじゃないですか。「あー、先輩たちが社会人は大変だって言ってたけど、ほんとに大変だ! これが社会なのか!」って。

だから、自分の状況がおかしなことにも気づかないし、疑おうともしない。

実際は全然違うんですよ、社会人だから残業しなきゃいけないとか、長期で休み取っちゃダメとか、そんなことはない。学生時代と同じように人生を楽しんでもいいし、世の中の人たちはもっとお気楽に生きてるんだから。

「社会人は楽しいぞ!」って言おう

世の中の働いてる皆さん、もう「社会人は大変だ」なんて言うのやめましょう。かわりに「社会人、めっちゃ楽しいぞ!」って言いましょうよ。

なんといっても、自由になるお金が増えるのは大きいでしょ。学生時代は、読みたい本1冊買うのにも、映画1本観るのにも財布と相談してたし、コンビニでちょっといいデザート買うのも勇気が必要だったけど、働き始めてからはなにも躊躇せず買えますよ。ちょっといいレストランにも、海外旅行にも行けるし、学生時代にはできなかった遊び方ができる。家族や恋人に奮発したプレゼントをすることだってできるじゃないですか。

さらに、仕事のスキルが身について人生の可能性も広がります。学生のスキルなんてたかがしれてますが、社会に出て多くの仕事をこなしていけば、どんどん自分の能力が磨かれていきます。スキルが身につけばさらに上級の職種に挑戦して、お給料を増やすこともできますよね。人によっては独立してさらに自由な働き方を追求するなんてことも可能でしょう。

ここまで読んで「はあ? うちはそんなに給料もらえないし、できることも大して増えないよ!」って思った人がいるかもしれません。

確かに世の中いい職場ばかりじゃないでしょうけど、それ、すでに「社会人は大変だ」っていう呪いにかかっちゃってませんか。社会人だから大変な人生を歩まないといけないなんて決まりはないですよ。

楽しく生きる社会人が増えないとね

日本には昔から「言霊思想」と言って、口に出した言葉は現実に影響を与えるなんて考えがあります。「社会人は楽しい!」と言い続ければきっとプラスの影響が出てくると思うんですよ。

たとえば、学生時代に就活セミナーに言ったことのある人、あの空気けっこう怖くありませんでした? 僕なんか、いたるところで「社会人は責任が求められる」「甘い考えじゃダメだ」「会社員はプロフェッショナルでなければ」なんて言葉が飛んできて、学生を卒業するのが不安になったことがあります。

それが「社会人楽しいぞ!」「お金たくさんもらえる!」って言葉だったとしたら、サラリーマンになるのがかなり楽しみになったと思うんですよね。もしそれで仕事が全然楽しくなかったら、こりゃ違うと思って辞められるじゃないですか。

今は社会人に「楽しさ」を求めている人が少ないから、激務でも「責任」「プロらしさ」みたいなものを考えて辞められない人が多いんじゃないでしょうか。

世の中、楽しく生きる社会人がもっともっと増えないとダメでしょ。それで、よってたかって「社会人は楽しいぞ」「働くのは楽しいぞ」って言いまくるんですよ。厳しい部分を強調して学生を脅すんじゃなくて、楽しさをアピールしましょうよ。

仕事は楽しい。楽しくない仕事は間違ってる。ってことを、僕はこれからも言い続けるつもりです。