新年早々、謎な話題が飛びこんできましたよ。
ニュージーランドで人気のオークションサイト TradeMe に、2015年の年末、「不要なプレゼント 100ドル 現金」と題された謎のアイテムが出品されました。

商品写真には、100ドル札の前でほほえむ、頭部とヒゲが過剰に特徴的な謎の中年男性。いや生えてる箇所を考えるとヒゲじゃなくてもみあげなのかもしれない。どっちなんだ。どっちでもいいけどあんたいったい誰なんだよ。
説明文にはただひとこと、
I was given $100 for xmas, dont want it so selling it
クリスマスに100ドルもらいました。いらないです。だから売ります
とだけ。謎だ、謎すぎる。
実に奇妙なこの出品、あっという間にニュージーランドっ子の注目を集めたようで、今日までで4423人がウォッチリストに追加しています。ニュージーランド人のおよそ1000人に1人が見ている計算で、日本に置き換えると10万人以上がウォッチリストに入れたことになるんですから、えらいことです。
そして実際に入札するひとも出てくる始末。まぁそりゃ100ドルが20ドルとか30ドルとかで落札できればうれしいですわねぇ。と思ったんですが、出品者への質問欄をのぞいてみると、こんなやりとりがありました。
Q: Classic! Would you consider $80 buy now?
A: Yeah, sweet as, it will be 20 buck post and packaging
Q: いいね! 80ドルで即決でどうですか?
A: オーケー。配送料と梱包料で20ドル頂きます
と、はなから額面以下の値段で売るつもりはない様子。ますます謎だ。何がしたいんだ。
……で、今日1月2日、入札の締切日をむかえたわけですが。いくらで売れたんでしょうかね?

見事 257.5ドルで落札。
いや、どういうことだってばよ! ハゲたおっさんの100ドル札が額面の倍以上に化けるなんて狂気の沙汰。入札した連中は何考えてるんだッ!!!!!!!!!
どうやらこの国にはまだまだ不可解なことがたくさんあるようです。あなおそろしやニュージーランド……。