ニュージーランド

ニュージーランドでの貧乏生活について考える

今後職が見つかるまでいかに生活費、特に食費をおさえるかについて考えている。現在住んでいるflatは家賃(水道光熱費Wi-Fiこみ)月$520(約47,000円)で、その他の出費が月に$400〜$500(約36,000〜45,000)という感じだ。出費のほとんどは食費なので、もう少し安くおさえたい。

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ニュージーランドの食料品は高い

ニュージーランドというと日本にくらべて物価が安いイメージを持ってい方が多いかもしれないが、まったくそんなことはない。日本でのもやしや豆腐などに相当する、100円以下で買えてボリュームがあって栄養もあって腹持ちのいい、そんな貧乏人の味方のような食材を探すのは非常に難しい。

主食

日本人なのでできれば米を食べたいところなのだが、残念ながらニュージーランドで手に入るお米は高い。そしてあまり美味しくない。また。ちゃんとした日本米はなぜか$20kgとかの大袋でしか売られていないので消費しきれないのだ。脱白米が食費削減の第一歩だと考える。

$1食パン

豊富なバリエーションの食パンの中で最も安いのが一袋$1の食パン。日本での10枚切りくらいの薄めのスライスで、20枚くらい入っている。毎日の朝食をこれにすれば、わずか$3で一ヶ月分の朝食になる。悪くない価格だ。

小麦粉

いざとなればパンケーキやお好み焼き、うどんにもなる小麦粉。まさに貧乏人の救世主だ。1.5kgを安ければ$2程度で買うことができる。毎日食べても一ヶ月の消費量は2袋〜3袋程度だろう。高めに見積もって$6で賄える。

食パンと小麦粉で主食を賄えば、一ヶ月$9で収まる計算だ。

野菜

ニュージーランドでは冬になると野菜の値段が高騰する。キュウリが1本$3(約270円)、プチトマトが1パック$9(約810円)という値段を見ればその無茶苦茶さがお分かりいただけるかと思う。だいたい夏場の倍〜3倍くらいであり、なにか市場のバランスがおかしいとしか思えないのだが、文句を言っても仕方がない。なんとか安く野菜を摂取できる方法を考えてみる。

人参&玉ねぎ

さまざまな野菜の値段をチェックしてみたが、どうもこの価格の優等生なのはこの2種類だけのようだ。バラ売りされているので必要な分だけ買えるのも嬉しい。どちらもだいたい1個$0.5(約45円)といったところ。

トマト缶

数日トマトを摂取しないと口の中が荒れてくる体質のため、トマトはなんとしても食べたい。しかし前述のとおりフレッシュのトマトは異常に高い。まぁ日本でもトマトは野菜の中でも高い方なんだが。ということでトマト缶の出番だ。1缶$2(約180円)以下で買えて、だいたい3食分くらいのボリュームにはなるのでありがたい。

ミックスベジタブル

ニュージーランドでは冷凍のミックスベジタブルはポピュラーな食材だ。ちょっとしたレストランでも、お前これあきらかにできあいのカレーにできあいのミックスベジタブル放り込んだだけだろって料理が出てきたりする。まぁなんといっても日持ちするし安い。$3〜$5出せば1kgの野菜が手に入るわけで、いつまでも食わず嫌いをしているのはもったいないかもしれない。まずはミネストローネに投入するぐらいのところから試してみるか。

肉は食べない。
これは単純に自分の好みの問題で、肉はそんなに好きじゃないのだ。たまにシティに出かけたときにハンバーガーでも月1で食べればそれでよし。

結論

安い食材を求めてスーパーをさまよってはみたが、貧乏人の味方と言えるような食材は驚くほど少なかった。$1〜$2で買えるもののほとんどはポテトチップスや炭酸飲料などのジャンクフードばかりで辟易してしまったのが正直なところだ。ときどきシティの大型スーパーに出かけたとき、いかにも低所得者と思しき肥満体の家族がカートにポテトチップスを山積みにしているのをよく見かけるが、無理もない。他に買える食材がないからなのだ。それに比べれば、日本は低価格でも様々な食べ物が手に入るし外食もできる。うーん、なんて恵まれた国なんだ。しかし自分は日本で働く適性がゼロなので、この国でできることをやっていくしかないわ。
……なんだかよくわからないまとめになってしまった。

ABOUT ME
はっしー
ニュージーランド在住の元プログラマ。 日本のIT企業で月100時間超えの残業を経験して過労死しかけたことをきっかけに国外脱出、毎日定時帰りの生活と年収アップを実現させる。脱社畜、英語、海外移住などをテーマに情報発信中。Twitterフォロワーは1万8千人以上。ニュージーランド永住権ホルダー。

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