そんなことはない
はい、これが答え。
自然に身につく能力とそうでないものがある
正直、自分も留学生活を通じて自然に英語力が上がればいいなと期待していた部分はあった。たしかにある分野については上達を実感しているが、そうでない部分もままある。
アカデミックなライティング能力は上達した部分だといえる。講義ではしばしばレポートを求められる機会が多く、期末試験でも何十行ものエッセイを書かねばならない。それらを通じて英語で長文を書くことにかなり慣れたと感じる。英語の論文に目を通す中でこなれた表現に数多く出会えたのも大きい。
リスニングに関しては、ニュージーランド訛りの英語は最初に比べれば聞き取れるようにはなったが、それでもまだ難しい。これは上達というより単なる慣れの問題であろう。Flatの大家さんはニュージーランド英語が理解できるようになるまで10年かかったらしいので、まだまだ道は遠いようだ。最近はニュージーランドのテレビ番組を観て積極的にKiwi Englishに慣れるよう努めている。
スピーキングについてはあまり上達しなかった。まず、授業が座学およびプログラミング等の実技中心の内容だったため、発言したりクラスメイトと会話する機会が少なかった。休日もひとりで作業に没頭するような過ごし方をしていたので、しょっちゅう地元の友だちと遊んだり、英語圏の恋人がいたりする他の留学生に比べると、スピーキング能力の伸びは小さかったのではないかと思う。今後どう英語を話す時間をを増やすかが課題だ。
結局は自分の努力次第
英語を身につけたいのであれば、当然努力が必要だ。確かに外国にくれば英語に触れる機会は多くなるが、その機会に飛び込むか避けるかは自分次第。避けてばかりいれば当然上達はない。当たり前だが、そういうこと。