今日のクライストチャーチは一日中冷たい雨が降っていた。明日は雪が降るかもしれず、6月にしてはかなり寒い日々が続いている。
にも関わらず、タイトルの通り、ニュージーランド人は全然傘を使わない。よっぽどの土砂降りでなければ、皆せいぜいパーカーのフードをかぶったくらいの格好で肩をすぼめながら雨の中を歩いている。傘を使っているのはアジア人くらいのものだ。僕も最初は折りたたみ傘を持ち歩いていたが、あまりに周りが傘を使わない上、ちょっと濡れたくらいでは別に風邪引いたりしないことがわかったので、最近ではほとんど使わなくなってしまった。慣れって怖いな。
そんな生活習慣のせいか、ニュージーランドでは傘を置いている店も少ないし、品揃えも極端に少ない。アウトドア用品店で黒の折り畳み傘が隅っこに申し訳程度に置いてあるくらいだ。ニュージーランド人向けの日本観光ガイドで、雨の日の竹下通りを多くの人々が色とりどりの傘をさして歩いている様子が掲載されていたことを考えると、いかに傘が生活の中に無いかがわかる。
なんだけど、以前「ほこたて」でも紹介されたという風にめっぽう強い傘「BLUNT」、ニュージーランドで発明されたんですよね。こればっかりは解せない。しかもこの傘売ってるとこみたことないし……