生き方

ニュージーランドで安く本を手に入れる方法

唐突ですが皆さん、読書はお好きですか?

読書好きな方は、ニュージーランドに来るときっとショックを受けると思います。

というのも、ニュージーランドでは本がむっちゃくちゃ高いのです……。

たとえば、70ページくらいのペラペラのパズル雑誌が8ドル(約700円)、
小説のペーパーバックの単行本が30ドル(約2600円)といった具合です。

これが専門書になるとさらにひどくて、筆者が大学の授業で買わされた教科書の定価はいくらかというと……

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ひゃ、135ドル!? 約12000円!?

そんなに払えるかーい!ヽ(`Д´#)ノ

日本にいた頃は定期的に大型書店やブックオフに立ち寄って本をあさっていた筆者にとって、この環境は苦痛でしかありません。

そこで、なんとか安く本を手に入れる方法はないか?といろいろ調査した結果が今日の内容でございます。

Contents

trademe で探す

何はともあれ、まずはtrademeで探すのが定石です。

www.trademe.co.nz

trademeとは、、Yahoo!eBayを差し置いて、ニュージーランドでぶっちぎりのシェアを獲得しているオークションサイトです。

1999年に創業し、瞬く間にニュージーランド人のインフラになるまでに成長。現在では家や車まで買えるという恐ろしいサイトです。

とにかく品揃えが豊富な上に安いので、ニュージーランド人はしょっちゅうこのサイトを使っています。

「本」で検索すると、出品件数は70万件以上あります。

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Amazon.co.jpの出品件数は1200万件以上なので、一見比べ物にならないように見えますが、
人口一人当たりに置き換えると、Amazon.co.jpは約10人に1件、trademeは約6人に1件となるので、意外と悪くありません。

冒頭に紹介した筆者の教科書も、trademeで見つけて半値以下の値段で買うことができました。

中古の教科書類はここで見つかることが多いので、まずはtrademeで探してみましょう!

そして使い終わってからまたtrademeで売ってしまえば、元を取り返せます 🙂

Fishpond で買う

ではtrademeで見つからない場合はどうすればいいのか?

残念ながらニュージーランド国内にAmazonは進出していませんが、こんな通販サイトがあります。

www.fishpond.co.nz

ニュージーランド国内なら配送料無料で届けてくれる上、商品も1割〜3割引くらいの値段で買えるので、まぁまぁ悪くないですね。

洋書で読みたい新刊があるなら、とりあえずここで注文すれば間違いないでしょう。

Amazon.co.jpで買う

えー、身も蓋もありませんが、おとなしくAmazon.co.jpで買うという選択肢もあります。

日本語でしか読めない本は多くありますし、海外に住んでいると著作権の問題でKindle電子書籍を買うのも難しいんですよね。

書籍の場合、ニュージーランドへの配送料は、1件あたり500円、1冊あたり400円です。

何回にも分けて頼むと高くついてしまうので、筆者の場合は月に1度、どうしても読みたい本を10冊程度まとめて買うようにしています。

配送料だけで3000円くらいかかってしまいますが、こればかりはしかたないですね。

また、筆者が専門にしているITに関して言えば、洋書を買うより日本語版の書籍を買ったほうが断然安いです。

たとえばJavaScriptプログラマならお馴染みのこちらの書籍。

JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス

JavaScript: The Good Parts ―「良いパーツ」によるベストプラクティス

日本語版の場合、定価は1800円ですが、

Fishpondで英語版を探すと、割引後でも34ドル、約3000円もします!

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配送料を加えても、日本から取り寄せたほうが安いです。

こんなに高いとニュージーランドプログラマは専門書なんかほとんど買わないんじゃないかという気がしてきます……。

このあたりはまた別の機会に取材して記事にまとめてみたいところです。

まとめ

いやー、いろいろ調べてはみましたが、
大型書店が数多くあり、古本屋では一冊100円で気軽に本が買え、Amazonつかえば注文したその日のうちに本が届く日本のすごさを感じるばかりです。

はやいところ仕事を見つけて、ニュージーランドの値段でもお金を気にせず本が買えるくらいの身分になりたいもんです 🙂

といったところで、本日はこれにて。

ABOUT ME
はっしー
ニュージーランド在住の元プログラマ。 日本のIT企業で月100時間超えの残業を経験して過労死しかけたことをきっかけに国外脱出、毎日定時帰りの生活と年収アップを実現させる。脱社畜、英語、海外移住などをテーマに情報発信中。Twitterフォロワーは1万8千人以上。ニュージーランド永住権ホルダー。

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