どうも、海外無職です。
英語のボキャブラリ増強のため、最近は速読英単語のAdvanced 1100 を毎日200語さらうのを習慣にしています。

- 作者: 松本茂,Robert Gaynor
- 出版社/メーカー: Z会
- 発売日: 2013/03/09
- メディア: 単行本
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だいぶ覚えられてきましたが、まだまだ定着しづらい単語があります。
中高生の時は、英単語は力技で記憶していた記憶がありますが、30過ぎたおっさんの頭ではちょいと苦しい。やっぱり覚えるにも工夫が必要になってきます。
今は、Google画像検索を併用する方法をメインにやってます。
いろんな方がすでに紹介していますが、Google画像検索は英単語の学習にとても役立ちます。
なぜかというと、英単語やフレーズはその言葉の意味ではなく、イメージや状況とセットで覚えることで、実践で使えるようになるからです。
例として、Thank you というフレーズをあげてみましょう。
Thank you が「ありがとう」という意味であることは誰でも知っていると思いますが、実際に英会話で Thank you と話すとき、「(ありがとうって英語で何ていうんだっけ……あ、Thank you だ) Thank you!」と考えている人はいないでしょう。
特に何も考えずに Thank you と言えるはずです。
「誰かになにかしてもらって、感謝の気持ちを伝えたい状況」と「Thank you」というフレーズがセットになっているからこそ、感情が日本語を経由せず、直接英語になって口から出てくるんですね。それに、いちいち日本語から英語に直していたら時間が足りません。
画像を見ることによって、どんな状況で使うべき単語なのか、劇的にイメージしやすくなります。
また、言葉は左脳、画像は右脳が処理する情報ですから、脳全体を使って単語を覚えることになり、定着率の向上が期待できます。
論より証拠、ひとつ例をあげてみましょう。
たとえば、ponderous という単語でGoogle検索すると、どんな画像が出てくるでしょうか?
単語の意味をご存じの方は、結果を予想してみてください。
わからない方は、下の画像を見て意味を推測してみてください。
↓検索結果はこちらです↓

どうでしょうか?
マンモスやトド、肥満体の人など、いかにも重そうな画像が並んでいます。ずっしりして動きが遅い、という印象も受けますね。
ponderous は、英和辞書的には「ずっしりとした」「重々しい」という意味です。
しかし実際には、「重い」だけでなく「動きがのろい」というニュアンスも含まれています。もちろん英英辞書を引いてもいいですが、画像だとさらにわかりやすいのではないでしょうか?
画像を見たおかげで、なかなか覚えられなかったのに記憶できた単語もありますし、覚えられなかった単語でも、意味を見た時に「あー、あの画像のやつだー!」と感じることも多くなってきました。
特に、意味がぼんやりとして、頭のなかでイメージしにくい単語に使うと非常に効果的です。
なかなか新しい単語が覚えられないなーという方は、是非一度、Google画像検索をお試しください!
……あ、ただし、「解剖」や「大虐殺」など、単語によっては閲覧要注意なグロ画像が出てくることがありますので、苦手な方は十分ご注意のほどを。