どうも、海外就活生のはっしーです。
今日のクライストチャーチは、午前中はTシャツ一枚でもいいくらい暖かかったのに、昼1時から途端に冬の寒さに逆戻り。この両極端な気候はなんとかならんもんですかねえ、ええ。
さてさて今日は、市内のIT企業にアポ無しで履歴書を配り歩くという所業に挑戦してきました。今まで躊躇していたんですが、以前オークランドの日本人の方にも「飛び込み大事やで」とアドバイスをいただいたので、勇気を出してやってみることに。
オフィスの中には、こんな素敵な入江が目の前に広がっているところや……

ウッディでおしゃれな雰囲気のオフィスビルに入居しているところもあり……

筆者の勤労意欲をかきたてるのでした。こんな環境で働けたら気持ちいいだろうなー! 狭くて息の詰まる開発室で、PCの排気に包まれながら残業していた日々を思い出します、しみじみ。
で、結果を言いますと、
どこ行ってもフツーに喜ばれました。
こちらでは当たり前のことらしく、どの会社でも「オッケー、マネージャーに渡しておくね!」と快く受け取ってもらえました。
なかでも、とある企業では、渡したその場でカバーレターをチェックしてもらえ、
「主にどのあたりが得意なの?」
「自分でサービス開発してるんだ、いいね!」
「履歴書もある? あとで読んでおくよー」
「わざわざ寄ってくれてありがとうね!」
と、かなり歓迎していただけました。結構緊張していた割に、拍子抜けするほどスムーズでした。いやー、こんなに喜んでもらえるならもっと早くからやっとけばよかったです。また新しい経験値を積むことができました。
これはどんどん履歴書印刷して配り回るしかないですね。「最近ひょろひょろの日本人がIT企業を訪ね回ってるらしいが、誰だあれは」と噂になるくらいまでやってやろうと思います。
考えてみれば、インターネットに求人広告を出すような余裕のない中小企業にとっては、広告費ゼロで、やる気のある応募者が向こうから来てくれるわけですから、メリットしかないんですよね。たとえその時点ではポジションに空きがなかったとしても、履歴書を保存しておいて、後日、人が必要になったときに連絡をとればいいんですし。履歴書も受け取らずに突き返せるのは、ほっといても応募がやってくる大企業だけでしょう。
筆者のような、アウェーの環境で仕事を探している人間にとっても、たくさんの応募が集まるインターネット求人より、自分で足を運ばないと選考にのらない中小零細企業で勝負したほうが、激しい競争にさらされずにすむはずです。企業側の採用意欲も高ければ、内定獲得の可能性はぐっと高まります。
こういう就活方法って、日本ではあまり一般的ではないと思いますが、特に小規模な会社に対してはけっこう有効じゃないでしょうか。堀江貴文さんも、「ITへの興味を捨てきれず転職活動をしている」という相談に対して、こう答えています。
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そんなに入社するの難しいかなぁ……。社員数名の会社とか山ほどあって猫の手も借りたいみたいな会社多いと思いますよ。
ウェブサイトやコンサルを通じて転職活動をしているけどなかなかうまくいかないという人、大企業を中心に就活したけど内定もらえなかったという学生の方、小さい会社にアポ無しで飛び込んだら、案外すんなりいくんじゃないですかね? 中小企業なら、若いうちから積極的に仕事を任せてもらえるでしょうから、大企業に就職するよりスキルが身につくかもしれませんし。このあたりは筆者の想像でしかないので、人事の方や実際やってみた方のお話が聞きたいところでありますが。
ということで、先週の面接の結果も含め、企業からなにか良い反応があることを待ちたいと思います。Give me a job!!!

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