日本は冬至も近づいて冬真っ盛りの気候でしょうか。今日のクライストチャーチは最高気温が30度を超す真夏日。久々に半袖一枚で出歩けました。が、明日からはまた最高気温20度前後の気候に逆戻りの予報。体がついていくか心配です。
さて今日は、再オープンしたばかりのクライストチャーチアートギャラリーに行ってきました。2011年のカンタベリー地震で被害を受け、耐震工事のために長年閉鎖されていましたが、ついに一部工事が完了し再オープンしたのです。
結構カッコイイ建物なのに筆者がクライストチャーチに来た時からずーっと閉まっていたので、これは行くしかないッ! ということで足を運んできました。
正面入口はこんな感じ。全面ガラス張りになってます。超逆光……。
中に入ると、牛とピアノがお出迎え。このオブジェ、この8月に強制送還一時帰国したときにクライストチャーチ空港で見たなぁ。
メインギャラリーへは、こちらの階段をのぼって二階へ。入館料は無料! すばらしい。右手奥は以前ミュージアムショップやカフェがあったようですが、まだ工事中でした。
展示物は、入植時代を象徴する、初期の移民やマオリの有力者を描いた油絵から、ニュージーランドの現代アートまで幅広く取り揃えられていました。規模は2階のワンフロアのみであまり大きくなく、2時間もあればまわりきれるボリュームです。
筆者が個人的に気に入ったのは、北極の氷の穴からアザラシが顔を出して呼吸する様子をおさめた90分以上のフィルム。展示室中にアザラシの呼吸音が終始響き渡っているというシュールな内容がサイコーでした。
館内はフリーWi-Fiが使えます。座れるスペースも多いので、ラップトップ持ち込んでノマドワークできるかも?
建物横の壁面には “EVERYTHING IS GOING TO BE ALRIGHT”. クライストチャーチは急速に中心部の復興が進んで、閉鎖されていた文化施設も少しずつ復活してきているようです。このアートギャラリーも耐震工事を経て、世界で最も地震に強い美術館のひとつになったんだとか。今後もクライストチャーチの重要な文化施設としてがんばっていただきたいです。また遊びにきます!
アクセス
最後に場所のご紹介を。クライストチャーチ大聖堂とハグレーパークの間にあります。シティバスエクスチェンジから徒歩10分。