少し前のこと、留学時代から仲良くしている日本人の友人から「はっしーさん、就職祝いっス!!」とプレゼントをいただきました。それがこちら。

フリーズドライの一人鍋!
メーカーはフリーズドライ食品のパイオニア、アマノフーズです。なんとはるばる日本から取り寄せてくれたそう。ありがたい!
さっそく試してみましょう。袋から出すとこんな感じになってます。

なんとも形容しがたい見た目……。こんなカッサカサの物体がほんとに鍋になるのかしらん? と半信半疑ながら、お湯を注いでみます。

あ、これ鍋だわ。
ほんとはお湯を注いでから具材がもどっていくところを動画にしようかなんて思ってたんですが、そんな暇もなくあっという間に食材がいきいきしはじめる。なんだこれ、すごいぞ。

まずは白菜! 軸の部分はシャキシャキ、葉の部分はとろとろ、それぞれの食感がしっかり活きています。文句無しに旨いっ!
続いて主役の豚肉。肉の旨味をしっかり感じられる、ジューシーな食感。ついさっきまであんなカッサカサの状態だったなんて信じられないんですけど。こういう薄切りのお肉ってニュージーランドでなかなか買えないので、また格別の味です。旨いっ!
名脇役のしめじも発見。きのこの歯ごたえがちゃんと残っていて、もっと食べたいと思わせるクオリティ。しめじもニュージーランドじゃ手に入らないから貴重品なんですよ。しっかりと味わっていただきました。すごいぞアマノフーズ!
フリーズドライのチキンカツ!?
なんとプレゼントはこれだけじゃなかったんです。一緒にもらったのがこの「チキンカツ卵とじ」。
「フリーズドライの匠」というフレーズがなんとも頼もしいですね! あの一人鍋の旨さを考えれば、名前負けしないだけのものが出てくると期待できます。
例によって袋から出したときはこんな感じですが……。
お湯を注げばこの質感ですよ! しっとりとしたお肉を、出汁を吸ったじゅわじゅわの衣が包み、さらにふわふわの玉子がまとわりつけば、もう何も言うことはございません。白いご飯がすすむすすむ!
すごいのは、戻すためのお湯を少なめに設定してあることで、カツの衣のサクサク感まで再現しているところ。これはぶったまげますよ。なんでもできるなアマノフーズ!
おしるこもあるぞ!

さらにデザートでおしるこもいただいてしまいました。前の2つがすごすぎて、フリーズドライのおしること聞いても「ふーん」となってしまうくらいには感覚が麻痺していますが、これがまた、ふっくらした小豆がたっぷりと入って、甘さスッキリのほっとする旨さなのです。甘いものは歯が溶けるくらいに甘いニュージーランドでは、こういう控えめな甘さの食べ物もまた貴重。おいしかったー。
海外生活のおともにフリーズドライ食品はオススメ
日本を離れて暮らしていると、どうしても日本の味が恋しくなるときってあります。仕事や学業がうまくいかなかったり、体調を崩してしまったり、そういうときに思いっきり自分を甘やかしてやるのも大事だと思うんですよね。
フリーズドライ食品なら、軽いしかさばらないし保存もきくので、スーツケースにたくさん詰めて持っていくことができます。おまけに味もヘタに自炊するより美味しかったりしますから、いいことずくめです。これから海外で長期生活をおくる予定の方は、荷物にちょこっとしのばせていってはいかがでしょう。
↓これなんかめっちゃ美味しそう!↓ 次の一時帰国時に買いだめしてこようかな。