こんにちは、はっしー(@hassy_nz)です。
今年でニュージーランド在住6年を超えました。
ニュージーランドに移住したいんですが、どうすればできますか?
海外移住のあこがれだけはあるけど、何から手をつけていいのかまったくわかりません。
とりあえずゴールだけでも知りたいです!
今日はこんな疑問にお答えします。
僕はすでにニュージーランドの永住権を取得しています。
そのため、いろいろな方から「どうすれば移住できるんですか?」という質問をたくさん受けてきました。
この記事では、ニュージーランド移住を目指す人が知っておくべき基礎の基礎を解説します!
Contents
ニュージーランド移住 = 永住権の取得

ニュージーランドに移住したい人が、最初に知っておくべき基礎知識をお伝えしますね。
ニュージーランド移住のゴールは「永住権を取得すること」です。
「永住権」という名前くらいは聞いたことがあるかもしれません。
その名の通り、「ずっとその国に住んでいい権利」のことです。
永住権の扱いは国によってかなり違っていて、一度取得しても数年間海外に出ると失効してしまう国もあります。
一方で、ニュージーランドの永住権は一度取得すれば生涯有効となります。(※2020年4月現在)
もし日本に帰ったとしても、また好きなときにニュージーランドに戻って来て、好きなだけ滞在することができるんです。
ニュージーランド移住を目指す方は、とにかく「永住権の取得」が最終的なゴールだと覚えておいてください。
永住権の種類は大きく3つ
「じゃあどうすれば永住権って取れるのよ?」って気になりますよね。
ニュージーランドの永住権はひとつではなく、たくさんの種類(カテゴリ)があります。
そのうち、日本人が現実的に目指せそうなのは次の3つです。
- 投資家カテゴリ
- パートナーカテゴリ
- 技能移民カテゴリ
それぞれ細かく解説していきます!
投資家
資金に余裕のある方なら、ニュージーランドに多額のお金を投資して永住権をもらうという選択肢があります。
言ってしまえば「お金で永住権を買う」みたいな感じですね。
2020年4月現在では、「Investor 1」と「Investor 2」のふたつのタイプが用意されています。
気になるのはどれくらいのお金が必要なのかってことですが……
「Investor 1」で1000万ドル、「Investor 2」で300万ドル以上の投資が必要です。
ざっくり日本円に直すと、それぞれ10億円以上と3億円以上くらいですね。
はい無理〜〜〜〜!!!
一般庶民には到底手の出ない金額なので、次に行きましょう。
パートナー
ニュージーランド人と結婚することで、永住権を申請することもできます。
ワーホリや留学でニュージーランドに滞在している間にパートナーと巡りあって、このタイプの永住権を取った人は多いですね。
ワーホリからの国際恋愛、永住権という流れが「黄金パターン」と呼ばれた時代もあったとか。
また、すでにニュージーランドの永住権を持っている日本人と結婚した場合も、同様にパートナービザでの永住権を申請できます。
技能移民
3つの中で最も「努力だけでなんとかなりそう」なのが技能移民カテゴリです。
わかりやすくいうと、手に職系の仕事でニュージーランドで就職し、永住権につなげる感じです。
「手に職系」とは、IT関係や医療系、財務系、料理人など、ある程度の専門技術が要求される仕事のことだと考えてください。
ニュージーランドは人口400万人程度の国なので、必要な人材を国内だけでまかなうのが難しいんですよね。
ですので「海外から優秀な働き手が来てくれるなら、ずっと住んでてもいいですよ〜」と永住権を発行してくれるのです。
では、今回の内容をまとめます。
- 永住権を取るのがゴールです
- 日本人が取れそうな永住権は「投資家」「パートナー」「技能移民」の3つ
- 努力だけで一番なんとかなりそうなのは「技能移民ビザ」です
僕が永住権を取るまでの経緯はこちらの記事にもまとめています。
よければ合わせて読んでくださいね!
