ニュージーランドは明日からイースターで4連休。筆者も心なしか浮足立ってしまい、今日は外食だ―! と仕事帰りに Burger Fuel に寄ってガッツリ食べてきました。
Burger Fuel って?
Burger Fuel は、ニュージーランド発のハンバーガーチェーンです。サイバーな感じの鳥のロゴが目印。1995年にオークランドに1号店がオープンし、その後店舗数を拡大。ニュージーランド、オーストラリアのほか、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、エジプトといったアラブ諸国にも出店しています。展開エリアがなかなかユニークですね。
価格帯は、マクドナルドやバーガーキングなどの他のチェーンに比べるとかなり高め。セット料金も存在しない、強気の値段設定です。その分、牧草だけを食べて育った国産牛や放し飼い(フリーレンジ)の鶏など、高品質の食材を使ってます。それが支持されてか、どのお店もかなり流行ってるようです。
店内はこんな感じ。メタルな内装が特徴的。クラブミュージックが大音量で流れていて、テーブルには『ヴォーグ』『エスクァイア』などの雑誌が置かれてます。ある程度収入のある、流行に敏感な若者をメインターゲットにしてるのかな。
タンドリーチキンバーガー
さっそくご覧いただきましょう。今回のオーダー、TANDOORI T-BIRD です。
フリーレンジの鶏をタンドリーチキンに仕上げ、たっぷりの野菜とバナナを一緒にサンド。味の決め手はシナモンとココナッツヨーグルト!
……
シナモンとバナナとチキンのハンバーガー?
大丈夫それ?
最近のオススメ商品らしく、ウェブサイトや店内でもプッシュされてたのでつい頼んでしまったんですが、よくよく考えるとすごい食べ合わせだ。
届いた瞬間からシナモンの香りがぷんぷんしてるし。
おそるおそるかぶりついてみると、
これがめっちゃ旨かった!!
肉厚でジューシーなタンドリーチキンと、シナモンの香りがちゃんと調和している。なんで合うのかわかんないけど、とにかく合うんですよ。軽く頭が混乱します。
バナナは厚さ1センチ以上にスライスされていて、かなりの存在感。それがタンドリーチキンの塩っぱさと交わると、これまたなぜだか旨い。なんだこれ。
多分ですけど、タンドリーチキンとバナナを別々に出されてもここまで美味しくならないと思う。そして安い食材で作ってもこうはならないでしょう。
高品質の材料を使い、ハンバーガーになっているからこその美味しさなのです。異次元の旨さとはまさにこれだ。
いやー驚いたぞ。30歳にもなってハンバーガーで驚く日が来るとは思わなかった。世の中には知らない旨いものがたくさんあるなぁ。
こちらはサイドメニューのクマラフライ。クマラとはサツマイモのことで、ニュージーランドでは非常にポピュラーな食材のひとつ。素朴な甘さがうれしいですねー。付属のアリオリソースをつけてもまた美味でした。
ごちそうさまでした
コーラも一緒に頼んで、合計23.7ドル、およそ1900円。さすがにお値段張りますが、一般的なファストフード店との味の差は歴然なので、比較しちゃいけないでしょう。ここは空腹を満たすお店じゃなくて、ちょっとお金を出してでも旨いものが食べたいときにくるお店ですね。
普通のグルメバーガーショップとはまたひと味違うハンバーガーが楽しめる Burger Fuel。出店エリアにお越しの際にはぜひ試してみてください! 以下のリンクから店舗一覧が確認できますよ。
いつもと楽しく拝見してます。
まえ旅行に行った時は、外食はいまいち…って印象でしたが、探せばあるんですね!
異次元バーガー食べてみたいっ
>id:shimizutks33
ニュージーランドの安い外食はイマイチですね、汗 思い切って20ドルくらい出すと、結構おいしいものがありますよ。Burger Fuel オススメです!