こんにちは、無職になってニュージーランド一周中のはっしー(@hassy_nz)です。
今回も、まだまだ知られていないニュージーランドの隠れた名所を紹介していきます。
今日取り上げるのは「クレイクリフ」! ニュージーランドの中でもほかにない、ユニークな絶景が楽しめる場所です。
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クレイクリフへのアクセス
クレイクリフがあるのは、ニュージーランド南島の内陸部にある小さな町・オマラマの近くです。車がないと行くのは難しい場所にあります。
クイーンズタウンからだと車で約2時間半、クライストチャーチからだと約4時間かかります。クライストチャーチから行く場合はどこかで一泊したほうがいい距離ですね。
ステイトハイウェイ8号線を走っていくと「Clay Cliffs」と書かれた目立つ看板がありますので、それにしたがって脇道に入りましょう。

クレイクリフは私有地の中にあり、写真のようなゲートを自分で開けて入る必要があります。右側に写っているボックスに入場料(車1台につき5ドル)を払ってくださいね。
しばらく砂利道が続きますので、スピードを出しすぎず慎重に走りましょう。
まるで魔王の城!? 迫力満点の奇岩がそびえ立つ!
車で10分ほど走っていくと、こんな奇岩が目の前に現れます!

いわゆるニュージーランドの自然のイメージからは想像もつかない、荒々しさと力強さを感じる光景です。
その姿は、まるでファンタジー映画に登場する魔王の城かのよう。岩陰からドラゴンが出てきても全然驚きませんね。

岩のすぐふもとまでは歩けるようになっており、見上げるとこんな感じ。アメリカのグランドキャニオンを彷彿とさせる迫力があります。

写真の真ん中、草むらの中に小さく写っているのが僕です。これを見ると大きさがよく分かると思います!
どうしてこんな地形ができたの?
クレイクリフの場所には、かつて湖がありました。
その湖底に砂や泥、石が堆積し、何万年もの時間をかけて押し上げられた結果できたのがクレイクリフなのです。その後、岩が雨や風によって侵食され、今のような形になったというわけ。

表面を見ると、地層が斜めになって積み上がっているのがわかります。この縞模様も見とれる美しさ!
ルピナスの群生地もある。まるであの世

春〜夏にかけては、クレイクリフの周辺でルピナスの花が咲き誇ります!
すぐそばを流れるアフリリ川も同時に眺めることができ、紫色の花の向こうに川をのぞむその景色は、まるで別世界……というより、「あの世」に来てしまったかのよう。
ルピナスの季節である11月〜12月を狙って訪れると、この景色が見られる可能性が高いですよ。
クレイクリフはなかなか行きにくい場所にありますが、感動間違いなしの絶景スポットです。ニュージーランドの長期滞在中にぜひ一度は足を運んでみてください!