こんにちは、ニュージーランド在住ブロガーのはっしー(@hassy_nz)です。
いまの会社、残業多いし休日出勤もあるし、有給もまともにとれなくて困ってます。
この社畜生活から抜け出すには起業しかないと思うのですが、何からやればいいかわからない……
実際に脱社畜した人のアドバイスがほしいです!
そんな悩みに、元残業100時間オーバーの社畜だった僕がお答えします!
転職すれば、起業より簡単に脱社畜できる
相談内容をいきなり切り捨てるような回答になってしまいますが……
脱社畜したいのなら、転職してしまうのがいちばん楽です。
わざわざ起業のようなイバラの道を選ぶ必要はありません。
実は僕も、社畜時代は「起業して人生一発逆転してやる!!」とか考えてました。
毎日のように終電まで働かなきゃいけない日々にほとほと嫌気がさして、
サラリーマンなんかくそくらえ!脱社畜だ!!と思ってたんですよね。
でも、僕の脱社畜の目標を叶えてくれたのは「転職」でした。
今、僕はニュージーランドのとあるIT企業でプログラマとして働いています。
就職してから2年半の間、一度も残業したことはありません。
有給だってきちんと取れているし、この年末年始には1ヶ月の休みを取って日本に帰る予定です。
なにも「海外で転職しろ」というつもりはありません。
毎日定時で帰れてちゃんと休めるのなら、日本のサラリーマンだって全然悪くない選択肢なんですよ。
むしろ、日本は世界的に見ても国民の祝日が多い国なので、有給を使わなくとものんびりした生活を送ることができます。
さらに有給も使うことができれば、休みが長いことで有名なヨーロッパ諸国以上に働く日数が少なくなるわけです。
そう考えると、日本のサラリーマンも悪くないでしょ?
社畜生活をやめたい人は、無理に起業を目指すのではなく、ホワイト企業への転職を目標にしましょう。
「社畜」を何年もやっている人がいきなり起業するのは無謀
某高知在住のブロガーをはじめとして、最近「脱社畜」を目指す人にとにかく起業を勧める風潮があるようです。
元社畜の立場から言わせてもらうと、社畜がいきなり起業にチャレンジするのはおすすめしません。
起業するためには、少なくとも何らかのスキルが必要です。
よーく考えてみてください。
客観的にみて、自分ひとりで収入を得られるようなスキルがあなたにありますか?
もしそんなスキルがあるのならば、とっくに独立しているのではないですか?
「社畜」とは、「会社の家畜」という意味です。
野生の動物のように自力で獲物をとることはできず、人間からエサを与えられないと死んでしまう、それが家畜。
好きな会社に転職したり、起業したりできる人のことは「社畜」とはいいません。
自力でお金を稼ぐことができず、今の会社から給料をもらう以外にお金を得る手段がない人が「社畜」なのです。
「社畜」である時点で、起業するようなスキルはほぼ間違いなく備わっていないと考えてください。
ちょっとがっかりするような結論ですけど、現実を見極めるのは大事なことですよ。
起業するなら、定時で帰れてスキルの身につく会社に転職してから
どうしても起業したい!というのであれば、まずは起業の準備をするための時間を手に入れるのが先です。
僕も社畜をしていた頃は、起業に憧れてビジネス系の勉強会に顔を出したり、週末を利用してせどりに挑戦したりしていました。
おこづかいほしさにブログを書き始めたこともあります。
でもね、毎日遅くまで残業するような生活していると、絶対的に時間が足りないんですよ。
平日は帰ってきたらご飯食べて寝るだけ、自由になるのは土日しかないみたいな状況では、99%挫折します。
どんなビジネスを立ち上げるにしたって、まとまった時間はかならず必要です。
逆に言えば、時間さえあれば副業や起業も割と簡単にできるようになります。
たとえば、僕がニュージーランドで転職したのは「残業ゼロの会社員になりたかったから」。
副業とか起業とかには全然興味がありませんでした。
でもいざ残業ゼロの生活を手に入れてみると、ブログを書く時間が確保できるし、Twitterでの発信も積極的にできる。
結果的に月に数万円程度の副収入は得られるようになりました。
ですので、社畜生活から起業を目指すのであれば、まずはホワイトな会社に転職して時間を確保するのが先決ですよ。
可能であれば、起業に役立つスキルが身につくような会社に転職できるとなおよしです!
ブログで食べていきたいなら、ウェブマーケティングやライティングの仕事ができる起業に入る……なんかがその一例。
平日の仕事の中で自然とスキルアップできれば、定時後や土日の時間と合わせるとものすごい速さで成長できますから。
最後に、あなたの転職に役立つサービスを紹介しておきますね。
いずれも【無料】で使うことができますし、登録は5分程度で終わります。
ここですぐ行動できるかどうかが、人生を変えられるかどうかの境目ですよ。
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