こんにちは、はっしー(@hassy_nz)です。
ニュージーランドに住んでもう6年になります。
ワーホリや留学でニュージーランドに行こうかな〜と考えている人が気になるのが「英語のなまり」ではないでしょうか。
「あまり英語のなまりがキツいところに行くのは不安」
「なまりがあるなら、事前に予習しておきたい」
って人も多いのではないかと思います。
この記事では、
- ニュージーランド英語はなまっているのか
- ニュージーランド英語を学ぶ価値
について詳しく解説していきます!
Contents
結論: ニュージーランド英語はめちゃくちゃなまってます
はい、タイトルから散々ネタバレしていますが、ニュージーランド英語はめちゃくちゃなまってます。
はっきり言って、最初にニュージーランド英語を聞いたときは「これホントに英語なの??」と思ってしまったほどです。
ニュージーランド人も訛りがキツイことは自覚しているようです。
↓こちら↓のニュージーランド航空のCMは、サンタクロースがニュージーランド英語を聞き取れず、子供たちにおかしなものをプレゼントしてしまう……という内容になっています。
では、ニュージーランド英語の特徴を詳しく見ていきましょう。
母音の変化が多い
まずは「エイ」が「アイ」になる変化です。
- eight → アイト
- today → トゥダイ
- mate → マイト
といった感じ。
オーストラリア英語の特徴として有名なので、知っている人が多いかもしれません。
次は「エ」が「イ」になる変化。
これも頻発するうえ、知っている単語が別の単語に聞こえてしまうので、ニュージーランド英語を聞くと混乱する原因のひとつになっています。
- pen → ピン
- desk → ディスク
- again → アギーン
僕はニュージーランドの大学に通い始めた当初、先生から「Do you have a “ピン”?」と尋ねられて、「なんでピン持ってるかなんて聞くんだ??」と意味がわからず固まってしまったことがあります。
「Do you have a “pen”?」と聞いていただけなんですけどね。
この変化は知っていないとわからないでしょう。
最後に「イ」が「ア」になる変化を紹介します。
この「ア」は発音記号であらわすと「ʌ」で、cup とか cut とかの「ア」と同じです。
- tennis → ティナス
- fish and chips → ファッシャンチャップス
「ファッシャンチャップス」とかほんとかよ、と疑ってしまいそうですが、これはニュージーランド英語の特徴をあらわす”ネタ”の定番なんです。
ニュージーランドの象徴である鳥・キーウィが、ドヤ顔で「FUSH CHUPS」と言っているミーム画像もあります。

出典: https://teara.govt.nz/en/cartoon/40131/fush-chups
ものすごく早口
さらにニュージーランド英語を聞き取りにくくしているのがスピードの速さです。
一度でもニュージーランドに来たことがあれば「みんな早口すぎてなにを言ってるのかよくわからなかった」という経験をした人が多いのではないでしょうか。
それは全然気のせいではありません。
ある研究によると、ニュージーランド英語はアメリカ英語より10%以上早口であるという結論が出ているくらいなんです。
母音が大きく変化する上に、話すスピードも速い。
だからニュージーランド英語は「めちゃくちゃなまってる」と言われるんです。
僕の長年ニュージーランドに住んでいる知り合いは、「ニュージーランド英語がわかるようになるまで10年かかった」と言ってました。
日本人にとっては、なおさら理解が難しいことは間違いないでしょう。
- ニュージーランド英語は母音の変化が多い
- しかもアメリカ英語に比べてかなり早口
- したがって、聞き取るのにとても苦労する
なまりの強い英語を学ぶ価値は大いにある
いやいやいや!!!!
ちょっと待っていただきたい。
ニュージーランドに6年住んだ立場からすると、なまりのキツいニュージーランド英語を学ぶ価値は大きいと言えます。
確かにニュージーランド英語は聞き取りにくいです。
日本でどれだけ英語を勉強した人でも、まったく理解できずに自信をへし折られるでしょう。
でもそれだけ難しいからこそ、ニュージーランド英語がわかるようになれば、どんな英語でも怖くなくなります。
ニュージーランドの厳しい英語環境で鍛えられたからか、僕はもうたいていのアメリカ英語なら聞き取れる自信がつきました。
なにせ、ニュージーランド英語より10%遅いんですから笑
それと比べればかなりのイージーモードですよ。
「留学でもっと自分の英語力を上げたい」と考えている人にとっては、ニュージーランド英語の洗礼を浴びるのは非常におすすめです。
大変な環境ではありますが、大きく成長できること間違いなし。
皆さんをニュージーランドでお待ちしています!
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