こんにちは、ニュージーランド在住ブロガーのはっしー(@hassy_nz)です。
皆さん、デュオリンゴというスマホアプリをご存じでしょうか?
完全無料で外国語学習ができてしまうというアプリで、英語以外にもフランス語やスペイン語など、様々な言語に対応してます。
で、最近僕はデュオリンゴで中国語を勉強しております。
これがすごくいいの!!

デュオリンゴではたくさんの外国語を学ぶことができますけど、このアプリと最も相性がいいのは中国語じゃないのかな? と思ってます。
初級中国語は文法の解説がほとんど要らない、だからデュオリンゴでも勉強できる
実は、もともと僕はデュオリンゴでの外国語学習には否定的な意見をもっていました。
というのも、デュオリンゴって文法に関しての解説をほとんどやってくれないんですよ。
「理屈は後! 習うより慣れろ!」ってのがデュオリンゴの思想なのか、どうもついていけなかったんです。

一時期、デュオリンゴでスペイン語の勉強してたときがありました。
スペイン語って、動詞や形容詞が主語によって変化するだとか、目的語が動詞の前にくるとか、英語にはない文法がたくさんあるんです。でもそれをあんまし詳しく教えてくれない。
似たような例文を繰り返し見せて、体で覚えろ!って感じなんですよ。
デュオリンゴの大きなセールスポイントは、1回5分程度のミニレッスンをゲーム形式で行って、毎日続けられること。
確かに毎日続けられるけど、体系だった知識が身についてる感じがしないし、なんだかな〜と思ってフェードアウトしちゃいました。
でも! 中国語は違います。
なぜなら、中国語には主語による動詞の変化なんてないし、英語の「-ed」や「-ing」に相当する活用もないから。
少なくとも初級レベルの中国語ならば、単語をひたすら覚えて並べるだけで文章を作ることができます。
語順もほとんど英語と同じだし、疑問文や否定文の作り方も簡単です。
文法の解説がほとんどいらない言語とデュオリンゴはめちゃくちゃ相性がいい!
(そんな言語が世の中にいくつあるか知りませんが)細かいことは考えずに例文を口に出していけば、正しい中国語が話せるようになっていきますからね。
「正しい中国語」ってのがポイントですよ。
発音は教科書でマスター、デュオリンゴで実践、文法書を一冊リファレンス用に買っておこう
とはいえ!
デュオリンゴが細かく教えてくれない、しかも中国語学習で超重要なポイントがあります。
それは発音です。
中国語には、日本語や英語にない音がたくさんあります。
なんせ、母音が36個、子音が21個もありますからね……。
しかも、それらを正確に発音しないとネイティブには伝わりません。
そのためには、口の形や舌の位置をイメージすることが重要なんですけど、デュオリンゴではそこまで教えてくれないんですよね。
これはマズい。
特に「xi」とか「qi」の発音なんか、独学じゃわかんないですよ。
そんな発音学習のために持っておきたいのが、『紹文周の中国語発音完全マスター』という参考書。
初学者がつまづきがちな「四声」から、それぞれの母音、子音の発音をCDと図解でていねいに解説してくれます。
シンプルなようで実はややこしい「ピンイン」の読み方も、この1冊さえやれば確実に身につきますよ!
そのおかげか、僕の中国人の友達からは「発音うまいね! ネイティブと区別つかないよ!」と褒められました 🙂
また、いくら中国語の文法が簡単といっても、正確な運用能力を身につけるためには文法書を一冊リファレンス用に持っていた方がよいと思います。
僕は『ゼロからスタート中国語―だれにでもわかる文法と発音の基本ルール (文法編)』を使って、デュオリンゴでよくわからんな〜という部分は確認しながら学習してます。
ちなみに、この2冊は中国語検定2級を持っているはてなブロガー、かずーい (id:yusuke-to-yondekudasai) さんのブログでオススメされているものです。
以下のエントリにはほかにもオススメの参考書が紹介されているのでチェックしてみてください!
kazuuiword.hatenablog.com
まとめると、
- まずは参考書で中国語の発音をしっかりマスター
- デュオリンゴの中国語コースで毎日たのしく勉強
- 疑問点が見つかったら文法書を確認
こんな感じで学習を進めれば、初級レベルの中国語は無理なくしゃべれるようになる(はず)!
書いてる僕自身まだまだ初学者なものでアレなんですが、このまま進めていけば間違いなく中国語身につくな、という確信はありますね。
学習の経過は「Studyplus」で記録しています。こちらでもお気軽に友達申請してくださいませませ〜
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