こんにちは、無職になってニュージーランド一周中のはっしー(@hassy_nz)です。
海外に住んでいる人には大きな影響があるアナウンスが、日本郵便から出てきました。
「手書きのEMSラベルなどでは、郵便物が届かなくなる場合があります!」とのことです。
いったいどういうことなのか? どうすれば解決できるのか?を解説していきます。
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どうして手書きのラベルだとダメなの?
日本郵便のウェブサイトにある通り、2021年1月1日から、通関電子データの送信義務化が施行されます。
小包などを国際郵便で送る場合、内容物や差出人の情報を、事前に相手先の国へ通告することが必要になる、ということです。セキュリティの向上、より具体的にはテロや密輸対策が主な目的となります。
そのため、小包などを海外に送る場合、差出人・宛先・内容物などを、手書きのラベルではなくオンライン上で入力することが必要になるというわけなんです。
手書きのラベルを使うとどうなるの?
最も注意すべきなのは、アメリカへ荷物を送る場合です。
EMSなどを手書きのラベルでアメリカへ送ると、宛先へ届かず、送り返されてしまいます。これはアメリカで2021年1月1日から施行される法律により、通関電子データが送信されていない荷物は受け取れないと決められているためです。
アメリカ以外の国の場合、荷物を送ること自体はできます。しかし、なかなか荷物が届かなかったり、送り返されてしまう可能性があります。できる限り、手書きのラベルは避けるべきでしょう。
海外へ荷物を送る新しい方法を知っておこう
2021年以降に海外へ荷物を送るには、日本郵便の国際郵便マイページから必要事項を入力する必要があります。
その後、郵便局でラベルを印刷して荷物に貼り付けて発送手続きを行うということになります。
詳しいやり方は国際郵便マイページから参照してください。
個人的な感想
セキュリティの向上のために電子データを活用するという方針そのものには賛成です。
しかし、パソコンなどの扱いに慣れていない高齢者には難しい変更だな〜と思います。
自分の場合、英語がほとんどできない両親が、毎回一生懸命アルファベットでラベルを書いて荷物をニュージーランドまで送ってくれていたんですよね。
それが今度はパソコン上で入力して、しかもまた慣れない端末操作でラベルの印刷までしないといけないとは……ちょっと両親には説明しにくいです。
国同士で決まってしまったことなので、従うしかないんですけどね。両親には次に荷物を送ってもらう機会に、いちからやり方を教えようと思います。うまくできるかな〜。