ニュージーランドに来たら一度は寄ってほしいファストフードチェーンがバーガーフュール(Burger Fuel)。マクドナルドの倍くらいの値段がしますが、パティからバンズまでこだわりぬいた、グルメなハンバーガーが気軽に食べられるお店です。
↓以前も食レポあげたことがあります。↓ いやほんと美味しんですって。

で、先日の会社終わり、久々に Burger Fuel 食べたいなーと思って寄ってきたんですが、店内のディスプレイを見て思わず目を疑いました。

は、「原宿チキンバーガー」!?
どうやら期間限定商品として大プッシュされている商品のようです。YouTube にもガンガンCM流れてるし。
www.youtube.com
気になる中身は、チキンカツにトンカツソースとマヨネーズ。さらに、胡麻ドレッシングで和えた蕎麦。
海外独自の日本テイスト商品の例に漏れず、チキンカツ + トンカツソースという字面の違和感、別に蕎麦乗せなくていいだろ、だいたいなんで胡麻ドレで味付けするの、そもそも原宿を名乗る割には食材の取り合わせが地味すぎるだろと絶妙な突っ込みどころを提供してくれており、これはさっさとブログに食レポあげよという天啓に間違いなし、この機会を逃してなるものか、電光石火の勢いでハラジュクワンプリーズと注文したのでありました。
原宿チキンバーガーを食べると、日本旅行やプレイステーション4を含む豪華賞品が当たるキャンペーンへの応募券がもらえます。
キャンペーン効果なのか、この日、原宿チキンバーガーは飛ぶように売れてました。お客さんの8割はこれ頼んでたんじゃないかな。ものすごい人気です。
とか言ってる間に届きましたよ、原宿チキンバーガー! チキンカツがいい感じの色ですねー。
接写でもう一枚。
バンズをめくってみると、ちゃんと蕎麦が乗ってます。うんうん。別に無くてもいいと思うんだけどな……。
まーまー、実際に味わってみないことにはわかりません。かぶりついてみましょう。

うん、これは「ちゃんと美味しいチキンカツバーガー」ですわ!
使われているのは胸肉ですが、まったくパサツキ感がなく、しっとりジューシーで鶏肉の旨味をしっかりと感じられます。Burger Fuel で提供される鶏肉はすべてフリーレンジ、つまり放し飼いで飼育されたものを使ってるのです。そのため、ケージに詰め込まれて飼育された大量生産のブロイラーなんかをつかってるところとは、その味の差は歴然なわけです。鶏胸肉ってパサパサで美味しくないよね、という先入観をもって食べると打ちのめされますよ。
日本式のやや粗めのパン粉でできた衣もサクサクで文句なし。とんかつソースとの相性も抜群ですね。日本ではなんてことない、ありふれた味付けですが、ニュージーランドに来てからはこういう日本式のチキンカツは口にしたことがなかったので、ちょっと感動してしまいました。
あと、予想通り蕎麦は無くてもいいわ、笑。胡麻ドレッシングの味が完全に勝っちゃって存在感がないですね。でも蕎麦を抜いちゃうと日本的な要素がほぼゼロなんだよなぁ。
結論
ということで、「原宿チキンバーガー」は、しっかり旨いチキンカツバーガーでした。
原宿要素がどこらへんにあるのかは棚上げするとして、ニュージーランド産のおいしい鶏肉でカツつくるとこんなに旨いのかよというところに感動を覚えましたね。いやいや、毎度さすがですわ、Burger Fuel。
ニュージーランドに遊びに来た際には、ぜひぜひ寄ってみてください! 全力オススメでございます。
もう、どうせならライスで包んでほしいですね。
放し飼いチキン、美味しそう( ´∀`)