こんにちは、ニュージーランド在住ブロガーのはっしー(@hassy_nz)です。
でもどうすればプログラマになれるのかよくわからない……
情報系の大学も出てないし、資格も特に持ってない自分でもなれるのかな?
詳しい人の意見が聞きたいです。
そんな悩みに、海外で働く現役プログラマの立場からお答えします!
プログラマになるための条件はたった1つです
日本のIT業界では、プログラマになるのはさほど難しくありません。
情報系の大学を出ている必要も、資格を取る必要もないんです。
誰にでもチャンスのある業界であり、IT未経験のあなたでもプログラマになることができます。
未経験からプログラマになるための条件は、たった1つ。
それは
「なんでもいいから自力でアプリを作る」
これだけです。
わかりやすく言い換えれば、
「プログラマになりたかったら、まずプログラムをできるようになれ」
ということです。
これさえできれば、新卒の大学生でも中途採用でも、まず間違いなくプログラマになれます。
自分は”プログラミング未経験”なんですけど。
まずはどこかのIT企業に入って、やり方を教えてもらわないとプログラミングなんかできないよ!
はい、言いたいことはよ〜くわかります。
世の中には「未経験歓迎」を掲げてプログラマを募集しているIT企業もたくさんあるので、そういったところに入社するのも方法のひとつでしょう。
でも、どうせプログラマになるなら楽しく働きたいですよね。
残業は少なく、週末はちゃんと休めて、有給だって取りたいですよね。
まさか毎日終電まで働いて、土日も出勤するような生活はしたくありませんよね??
「未経験歓迎」のIT企業に入社すると、残業地獄に放り込まれる可能性が高まります。
というのも、そういった会社は単純に人手がほしいだけだからです。
本来、プログラミングはある程度の時間をかけなければ習得できない専門技術。
にもかかわらず未経験歓迎をうたっているということは、
よほど新人研修が充実しているか、技術は二の次で手を動かせる人がほしいかのどちらかです。
新卒採用をしている大企業でない限り、多くの場合は後者でしょう。
どうせプログラマになるなら、技術のある人材を募集している優良企業に入社するべき。
就職したあとの幸福度がだんぜん違ってきます。
たとえば僕の勤める会社では、
オフィスではコーラや紅茶などが飲み放題、フルーツやお菓子も食べ放題。
自由に休憩できるスペースには、テレビゲームや卓球台まで置いてあり、とてもリラックスした雰囲気で働けます。
待遇のよい会社といえば「残業ゼロのIT企業」のアクシアさんが思い浮かびますが、
その社長である米村さんもこんなツイートをしています。
(「エンジニア」は「プログラマ」と読み替えても同じです)
エンジニアとして転職したい人で、
・プログラミング未経験
・スキル習得のための行動なし
・フルリモート勤務希望みたいな方がたまにいますが、さすがにちょっと無理なのでやり方考えた方が良いと思います。いくら人材不足とはいえ、企業側も採用するメリットがなければ採用しませんので。
— 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) July 28, 2018
「プログラマになるには」で検索すると”とりあえず転職サイトに登録しろ”なんて書いてあるサイトも見つかるんですが……
はっきり言って僕はオススメしません。
だってあなたは、ただプログラマになりたいわけじゃないですもんね。
幸せに働くプログラマになりたいはずです。
それならば安易な道に逃げるのではなく、
しっかりプログラミングを勉強した上で、すこしでも待遇のいい会社を目指しましょう。
- 未経験からプログラマになるには、自分でアプリを作ろう!
- 「未経験歓迎」の会社はブラック企業の可能性があるから気をつけよう!
Webサービスを作れるようになろう
では、実際に「なんでもいいからアプリを作る」ための具体的な勉強方法について書いていきますね。
僕の専門はWeb系なので、この記事では「Webアプリを作る」前提で進めます。
(スマホアプリを作りたい!という人はごめんなさい。僕自身があまり詳しくないので……)
Webアプリとは、ブラウザ(Microsoft Edge, Safari, Chrome など)で動くシステムのことです。
「なんのこっちゃ」と思われるかもしれませんが、あなたがいま読んでいるこのブログも一種のWebアプリですし、
パソコンで買い物するときに使っているAmazonや楽天、
検索で使うGoogleやYahoo!もWebアプリです。
「いい感じに便利なウェブサイト」のことだと思ってもらえれば、今の時点では問題ありません。
Webサービスを作るためには、おもに3つの要素を勉強する必要があります。
- ブラウザに表示される画面の作り方
- ブラウザから受け取ったデータを処理するプログラムの作り方
- データを保存する部分(データベース)の作り方
この3つです。
これらの基礎をしっかり理解しておくと、よりよい待遇の会社に就職しやすくなるし、
お給料だってどーんとアップする可能性も高まりますよ。
最近はインターネットで無料でプログラミングを勉強する環境が整ってきています。
いちばんオススメなのはドットインストールです。
1分〜3分程度の動画でプログラミングの基礎から発展的な内容まで幅広く学習できます。
僕も、以前勤めていた会社を辞めたあとにドットインストールでPHPという言語を勉強し、Webアプリを作ってみました。
その経験が評価されて、今の働きやすい会社に就職することができたんです!
無料ながらちゃんと就職につながる技術が学べるサイトであることは間違いありませんよ。
ドットインストールでWebアプリ制作の技術を学ぶ方法は、こちらの記事に詳しくまとめてあります。

プログラマとしての就職を目指すのなら、同時にGitHubの使いかたも勉強しておきましょう。
GitHubとは、世界中のプログラマが自分のコードを公開しているサイトです。
自分で書いたコードを登録して、そのURLを履歴書に書いておけば、面接において大きなアピールポイントになります。
またGitHubは、たくさんの人数でシステム開発をするための”バージョン管理システム”であり、実際の職場でも広く利用されています。
ということで、勉強しておいてまったく損のない技術なんです。
しっかり覚えておきましょう!
- Webアプリの作り方を勉強しよう! ドットインストールを使えば無料で学べるよ
- 就職を目指すなら、GitHubを覚えて自分のソースコードを公開しよう
この記事で紹介した内容をすべて終わらせられれば、誰でもプログラマになれます。
待遇の良い会社に入社することも、フリーランスとして仕事することも可能でしょう。
どうしても独学で勉強するのが難しいという人には、プログラミングスクールを利用する手もあります。
おすすめのスクールはこちらの記事にまとめているので、よろしければどうぞ。
