さてさて今回もITエンジニアの就職の実例を紹介していきますよ!
今日は、僕とおなじクライストチャーチで働いている日本人ITエンジニアの方から聞いた、仕事の見つけ方についてです。前回のエントリを読んでくださって、「自分の場合はこうやって仕事を見つけたので、少しでも参考になれば」と情報を寄せていただきました。ありがとうございます!
Contents
コネクションを作るには?

以前のエントリでも書いたように、ニュージーランドの就職では、「誰を知っているか」つまり「コネクション」が非常に重要な鍵を握っています。

僕の場合も、たまたま友達のひとりが今の会社で働いていたことがきっかけとなり、面接までこぎつけて内定獲得に至ることができたので、コネクションの重要さは身にしみて実感しています。
しかし問題なのは、どうすれば効率よく質の高いコネクションが作れるか? ではないでしょうか。
ITプロフェッショナルのコミュニティ
ニュージーランドには、Institute of IT Professionals (IITP)という、ITエンジニアのコミュニティがあります。(公式サイト)
月に1回の例会があり、彼はそこに顔を出して「就職先探してるんですよね〜」とアピールしていたそうです。第一線で働いている多数のエンジニアたちとつながることができますし、就職事情を聞くことができて、非常にためになったとのこと。
直近のイベントは以下のリンクから見つけられるので、チェックしてみてくださいね。
Events | IT Professionals New Zealand – ITP
商工会議所のイベント
もうひとつオススメなのが、カンタベリー商工会議所のイベントです。そのものずばり「Networking」という名のイベントが毎月開催されています。
ITに関わらず様々な業態の人が集まり、中にはビジネスチャンスや優秀な人材を探している人もいるとのこと。スタッフの人に「ITエンジニアの仕事を探してます」と声をかけると、的確な人を紹介してくれます。
新しい人材を探している人と知り合いになれるとは、これ以上ないコネクションですね! それだけでなく、他の参加者もコネクションづくりを目的に来ているので、スムーズに話が進みそうです。
イベントの詳細は以下のリンクから確認できます。こちらも要チェック。
Networking >> Canterbury Employers’ Chamber of Commerce
就職支援を受けるには?
海外就活をひとりでやるのは実に心細いです。CVの書き方や求人の探し方も我流ではわかりにくいし、うまくいかなかったとして、何がダメなのか自分で分析するのも大変です。となると、頼れるアドバイザーがいると心強いですよね。
これも、カンタベリー商工会議所が魅力的なサービスを提供しています。SKILLED MIGRANT BUSINESS SERVICES です。
Skilled Migrant Business Services is a free service available to all employers of new migrants in Canterbury who need advice or assistance with settlement issues and challenges. It is funded by Immigration New Zealand and delivered by the Canterbury Employers’ Chamber of Commerce.
とある通り、ニュージーランド移民局が出資し、カンタベリー商工会議所が運営している、移住者と移民雇用者のためのサービスなのです。移民局がお金出してるくらいですから、ニュージーランドの国益に寄与してくれるような優秀な人材を見つけ出すのがここの仕事。スキルには自信があるけど、コネクションに乏しく就活のノウハウもよくわからないという人には非常に有益です。
事実、なんと彼はこれを使って2回の就活を無事成功させました。文句なしの実績じゃないですか。僕ももっと早く知りたかった!
サービス内容は
- CV作成のアドバイス
- 求人情報の提供
- 面接のアレンジ
と充実しています。彼個人の感想ですが、「ほかの就職エージェントよりかなり効果的だった」そうなので、試してみる価値は十分あるでしょう。
まとめ
いやいや、僕が就活で苦労していた時期に知りたかった情報ばかりです、笑
特に商工会議所がネットワーキングイベントを開いているなんて、誰かに教えてもらわないとたどり着かないですからね。これからクライストチャーチで就職を目指す人にはぜひ参考にしていただきたいです。もちろんニュージーランドの他の地域にお住まいの方も、近くで似たようなイベントがあるかもしれませんので、探してみてください。
ニュージーランドで働いている日本人ITエンジニアは一定数いるにも関わらず、その事例はあまりまとまっていません。使えるノウハウはたくさんあるはずなので、これから積極的に情報収集してブログで紹介していきたいと思います!