現地時間の11月8日に行われたアメリカ大統領選挙は、まさかまさかのトランプ大統領誕生という結末をむかえました。
うちのオフィスでも昼過ぎからみんな仕事そっちのけで開票速報にくぎづけ。ボスがアメリカ人スタッフに「お前の国何やってんだよ!!」って半分冗談半分真顔で言ってましたわ。彼をリーダーに選んだアメリカ、そしてこの世界がこの先どう変わっていくことやら、くわばらくわばら。
さてさてニュージーランドでは、開票が進みトランプ氏の当選が濃厚となった中、アメリカ国内で「ニュージーランド移住」の Google 検索回数が急上昇というニュースが報じられました。
検索人気ほぼゼロから一気にトップへ!
11月3日から10日までの、アメリカでの「ニュージーランド移住 = (Move to New Zealand)」というキーワードの人気推移を示したグラフがこちらです。

開票当日までほとんど検索されていなかったのが、トランプ優勢が報じられるにつれぐんぐん人気が上昇し、大勢が決したあたりでは人気度100となっています。うーん、わかりやすい。トランプが大統領になるならアメリカ脱出するわ、と考えている人がかなりいるようです。
ちなみに移民局のサイトがアクセス超過でダウンしてしまったことで話題のカナダ (Move to Canada) についても、同じような人気度推移となっています。

ニュージーランド移住はさらに難しくなるのか?
ニュージーランド移住といえば、つい先月、移民局が永住権申請の基準を難化させ、大きな話題となったばかりです。

もしも、アメリカからの移住希望者がニュージーランドに殺到するような事態になれば、永住権申請基準がさらに厳しくなることもありうるかもしれません。
英語を母語とし、日本人よりはるかに有利な立場にあるアメリカ人が、ニュージーランドに大きな関心を寄せていることを、今から移住を目指す人は意識しておくべきでしょう。
さらに言えば、今回敗れたクリントン氏を主に支持していたのは、都市部に住む高学歴高収入の人々、身も蓋もない言い方をすれば優秀な人々です。そのような人たちが大挙してニュージーランドにやってくるとなれば、就職市場の競争がおそろしく厳しくなるでしょう。これはかなり最悪のシナリオですが、ありえない話ではないはずです。
ニュージーランド移住を考えるならば、間違いなく、行動は早いほうが良いです。実現まで数年単位で時間のかかることですしね。常に今が最高のタイミングだと考えましょう。
今後も移住関連のトピックは継続してブログで取り上げていきます。最新の公的な情報はニュージーランド移民局をチェックしてください!

地震大丈夫ですか!?
無事です!ありがとうございます