こんにちは、ニュージーランド在住ブロガーのはっしー(@hassy_nz)です。
ワーキングホリデー(ワーホリ)でニュージーランドに来ようとしている皆さん、 海外での仕事ってどうすれば見つかるのか不安に思っていませんか? 英語が話せないから、日本人のいる職場でしか働けないと思っていませんか?
そんな常識をくつがえすワーホリさんへのインタビューをお送りします。
インタビューに協力してくれたのは、
- 履歴書も作らず、まさかの○○○○○○○で仕事をゲット
- びっくりするくらい英語が苦手なのに、英語オンリーの職場でバリバリ働いている
という経歴をもつ、バリスタのジローくんです!
【ジローくんプロフィール】:
ニュージーランドで働くバリスタ。
日本で体育系の大学を卒業した後にコーヒー関連会社に就職するも1年で退職し、その後カフェでバリスタとしての経験を積む。
2017年にワーキングホリデーでNZへ渡航。
現在はオークランドでも指折りの有名カフェ、Remedy Coffee にて勤務中。
Twitter: @AirnessJiro
Contents
仕事をゲットした方法はなんと○○○○○○○!
いきなり気になるキーワードが2つも出てきましたが、それってどういうことですか?
NZに来てからも「まずは働く前にカフェ巡りだ!」っていう感じで、オークランドのカフェを巡ってはインスタグラムに投稿していたんです。
それで、投稿したものに「Please give me a job」とか書いてたんですよ。
そしたらたまたま今働いてるカフェの人たちの目に留まったみたいで「仕事探してるん? うちで働かへん?」的なメッセージが来て逆オファーからの面接、採用という流れです笑
「Please give me a job」って書いていたのは、もしかしたらオファーが来るかもと思ってたからですか?
英語力ゼロでも仕事はできる。その秘訣とは
僕は英語がまだまだ話せないですが、他のスタッフはお客さんと普通に世間話しながらオーダーとります。
ほかには、日本ではドリップコーヒーがよく出るんですが、ニュージーランドではやっぱりエスプレッソが主流です。
朝、出勤前にお気に入りのカフェに立ち寄ってフラットホワイト(注)をテイクアウト!みたいな笑
注: フラットホワイト……エスプレッソに泡立てたミルクを合わせたもの。エスプレッソの風味をしっかり感じられ、舌触り滑らかで飲みやすい。うまい
店員さんとお客さんが気軽に話せるというのも、この国の雰囲気を感じます。
英語の環境で働くのにはもう慣れましたか?
でも、僕自身英語がほぼ話せない状態なので、毎日分からないことばかりですね。
それで働けてる、働かせてもらってることが不思議です笑
ここでちょっと補足です。
ジローくんの「英語がほぼ話せない」というのは謙遜でもなんでもありません。
どのくらい苦手かというと、インスタグラムを見て連絡をくれた担当者の Marie (マリー)さんのことを「マリエ」という日本人だと勘違いしたほどだそうで……。
↓詳しくはこちらの記事でのインタビューにも書かれているのでぜひどうぞ↓
www.mardy.fun
もしジローくんと同じように、英語が苦手だけどニュージーランドの英語環境の職場で働きたいと思っている人がいたら、どんな風にアドバイスをしますか?
ので、もし働きたい職種が決まってるのであればその経験、スキルを持っているのは極めて重要だと思います。
例えば、僕だったらめっちゃオーバーアクションしたり、表情に出したりしました。
会話ができない = 何考えてるかわからないやつって思われたら仲良くなれないですよね笑
話せない分、単純な行動や表現で少しでも気に入ってもらえるようにしました。
あとは自分の任された仕事プラスαのできることは徹底的にやりました。
ひたすら働くから店側にとって必要なやつ!って思われるのは大事ですよね。
働きすぎて「Stop working Jiro!!」って言われたこともあります笑
仕事のパフォーマンスがよければ多少の英語力不足はカバーできるってのはとても共感します。
英語ができるにこしたことはないですが、そうでなくても働ける方法はあるんですね!
ワーホリに来る人のサポート&自分のお店を持つのがこれからの目標!
残れたら、次の1年ではオークランドでコーヒースクール(バリスタスクール)などをやってみたいですね!!
少しでもワーホリとかで来られた方のサポートができればいいなと考えてます。
僕ができるのはコーヒーだけなのでそこで力になれたらと!!
僕自身も英語はまだまだ全然ダメダメなので、そこは伸ばしていきたいです(苦手分野なので頑張りたい笑)
まあ、ビザがどっちに転んでもこれからもコーヒーはやっていくと思います!
そしていつになるかはわかりませんが、自分のお店を持ちたいな〜ってずっと言うてるのでいつかは叶えたいですね!!
ジローくんのいるカフェに実際に行ったことがありますが、英語が苦手ながらもコミュニケーション能力でそれを克服し、周りのみんなと楽しそうに働いている姿がとても印象的でした。
ニュージーランドで働きたいならば、英語ができたほうがいいに決まっています。
しかし英語が苦手だからといっても、働く方法がないわけではありません。
ジローくんの例が参考になる人もたくさんいると思いますので、自分が今持っている武器を最大限に活かしてチャレンジしてみてください。
最後に、ジローくんが働いている Remedy Coffee の地図を載せておきます。
オークランドに来たときにはぜひお立ち寄りくださいませ〜。
ジローくん、インタビューに協力いただきありがとうございました!
【2018年7月1日追記】
残念ながらジローくんはすでに Remedy Coffee での勤務を終えて日本に帰国することとなりました。
カフェの公式インスタグラムを見ると、彼がどれほど愛されていたかがわかります。
「レジェンドがニュージーランドを去らなければならないこと、ほんとうに残念です。ジローはこの1年間、我々のスーパースターバリスタでした」
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(ジローくん写真撮影: YOSHI Instagram@yoshi_travel)