仕事・働き方

ニュージーランドで有休使って9連休とった感想

先日、11月1日から5日まで5日間の有休を取得し、前後の土日と合わせて9連休を堪能してきました。

日本で働いていたときはこんなにまとまった有休は取ったことがなかったんで楽しかったですねー。ウェリントンとオークランドに出かけて、思いっきり遊んで帰ってきましたよ。

今回は、ニュージーランドで初めて長期の休みを取って感じたことを書いてみます。

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1週間の休暇くらいためらわず申請していい

まず休暇を申請するところからですが、1週間くらいの休暇ならあっさり上司の承認が出ます。

1週間の休暇はニュージーランドでは珍しくありません。うちの会社は移民が多いので、年末年始は1ヶ月休んで一時帰国する人もいるくらいですから。

それに、ニュージーランドってお盆やお正月、ゴールデンウィークのような大型連休が無いんですよ。だから有給休暇を使わないと長期のお休みは取れないんです。

という事情もあって、1週間の有給はふつうに認められます。周りへの根回しなどは特にいりませんでした。1ヶ月前までに申請しておけば大丈夫ですね。

申請するときは「5日も有休使っちゃってほんとにいいんだよね……?」とビクビクでしたが全然ビビる必要ありませんでした。

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自分が会社員であることを忘れる

旅行3日目あたりから、だんだん自分の身分がわからなくなってきました。

ウェリントンやオークランドの街を歩きながら、気になったカフェにふらりと入ってのんびりとすごしたり、あるいは、港で海を見ながらぼーっとしたりしているうちに、いつのまにか、自分が会社員であって、有給休暇を取って旅行に来ているのだという自覚がなくなっていました。

つまり、普段の仕事も、プライベートの時間も、等しく僕の人生の一部であると、感じられるようになっていたんです。休暇は仕事に従属するものではなく、あくまでフラットな関係だと。

日本で働いていたときは、お盆や正月で1週間休みがあったとしても、「これが終わったらまた仕事だ……」という考えがどうしても頭から抜けなかったんですけどね。

仕事の合間の休みではなく、純粋に人生を楽しんでいる自分がいました。

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人生を自分でコントロールしている実感が生まれる

日本でも、お盆やお正月に1週間の休みがある会社は珍しくないと思います。僕の以前の会社もそうでした。

でも、お盆やお正月って、世の中が休みになるから休むってだけのことですよね。そこに「自分はこの時期に休みたい!」という意思はないわけです。

それに、帰省のシーズンなので、休みといっても実家に帰って家族と過ごしたり、地元の友達と遊んだりといった決まった過ごし方になりがち。旅行に行ったとしても、ハイシーズンでどこも混みまくりです。

その点、好きなときに休みが取れると、自分の人生を自分の意志でコントロールしているという実感が生まれます。同じ休みでも感じ方が全然違いますね。「みんなが働いてるときにおれは休んでるぞ」というちょっとした優越感がそうさせるのかもしれません、笑

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まとめ

もうほんと月並みな感想で申し訳ないんですけど、好きなときに長期の休みが取れるってサイコーですよ!! 海外転職を目指したときからの夢だったので、ホントうれしい。まぁ、これが夢になっちゃうのもどうかと思うんですけど。

日本でも、有給休暇は労働者の権利としてちゃんと認められてるんですから、躊躇せずに使っちゃえばいいんですよね。会社は有休の申請を却下することはできません。できるのは行使の時期を変更させることだけ。それも、業務上やむを得ない場合に限られます。

そもそも、部下が有休を使えないほど忙しいのは上司の責任ですから。社員が気をつかって有休使わないので、会社や管理職がそれに甘えてる部分もあると思いますよ。

みんなどんどん有休使ってください! 好きなときに休むの楽しいよ!!

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はっしー
ニュージーランド在住の元プログラマ。 日本のIT企業で月100時間超えの残業を経験して過労死しかけたことをきっかけに国外脱出、毎日定時帰りの生活と年収アップを実現させる。脱社畜、英語、海外移住などをテーマに情報発信中。Twitterフォロワーは1万8千人以上。ニュージーランド永住権ホルダー。

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