こんにちは、はっしー(@hassy_nz)です。
ニュージーランドに残業ってあるんですか?
日本で働いていて残業が多いので、海外への転職を考えています。
残業時間はどのくらいあるのか、サービス残業はあるのかなど、詳しく知りたいです!
今日はこんな疑問にお答えします。
僕はニュージーランド在住のプログラマで、現地の企業に4年間勤めています。
以前は日本で長時間労働しすぎて過労死しかけた過去があり、とにかく残業から解放されたいがためにニュージーランドまでやってきました。
そんな立場から、ニュージーランドの残業について解説していきます!
Contents
結論: 日本よりは圧倒的に少ないです
さっそく結論からいきましょう。
完全にゼロ!とは言いませんが、残業は日本より圧倒的に少ないです。
あいまいな書き方になってすみません。
企業によって働き方は違うので、ニュージーランドに来れば絶対に残業ゼロになるよ!とは言いにくいんですよね。
でも、原則として残業しないのが文化になっている国なので、夕方4時には帰宅ラッシュが始まって6時にはオフィスが空になるのが一般的なニュージーランドの光景です。
僕も日本で働いていたころは毎月40〜60時間くらい残業してましたけど、ニュージーランドに転職してからは残業ゼロ。
朝9時から働いて、5時には仕事を終わらせています。
ニュージーランドに転職して、労働時間が日本よりも悪くなったって人は聞いたことないですね。
もし残業したら代休を取らされます

緊急のトラブル対応などで、ときには残業しなくてはならない場合もあるでしょう。
そのときは、次の日に代休を取るよう指示されますね。
遅く出社したり早退したりすることで、一週間の労働時間が40時間になるように調整します。
基本的に、働きすぎると怒られるのがニュージーランドだと考えてください。
部下が働きすぎていると上司の責任にもなるので、みんな長時間労働を避けるんですよね。
残業以外にも、ずーっと有給休暇を取らずにいると、人事から「休め!」と言われる……なんてのもよくある話です。
管理職はけっこう働いています
これはちょっと残念な話ですが……
残業ゼロを貫けるのは、平社員のうちだけと思っておいたほうがいいです。
出世して責任ある立場になると、労働時間もそれにともなって増えてきます。
2019年第3四半期の統計によると、ニュージーランドで雇用されている人たちのうち約75%は週40時間以下で働いていますが、約20%は週50時間以上働いていることがわかります。
10人に2人は、1日に2時間以上の残業をしてるってことになりますね。
回答者の役職まではこの表からは読み取れませんが、おそらく管理職以上の労働時間があらわれているのかな〜と思います。
僕の職場の例だと、チームリーダー以上の役職にある人は、だいたい誰よりも朝早く来て、誰よりも遅く帰ってます。
……とはいえ、いくら遅くても夜7時半には帰ってますけどね。
ニュージーランド人オーナーの企業に就職するのがポイント
この記事を読んで「ニュージーランドに転職したい!」と感じた方に、ひとつだけ注意を。
ニュージーランド式の労働環境を手に入れたいなら、ニュージーランド人がオーナーの会社に就職してください。
残念ながら、外国籍の人が経営している会社の中には、労働法をきちんと守っていない企業も多いようです。
日系の企業だと、意外と働き方まで日本式で、あまりニュージーランドで働いている気がしない……という話も耳にします。
労働環境を第一に考えるならば、できるだけニュージーランド人経営の会社を選ぶようにすると良いでしょう。
では、今回の内容をまとめます!
- ゼロではないけど、日本よりは圧倒的に少ない
- もし残業することがあれば代休を取ります
- 管理職は長時間労働することもあります
- ニュージーランド人経営の会社に就職するのが残業減らすポイント
僕がニュージーランド就職を成功させたノウハウは、こちらのnoteにまとまっています。
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