ニュージーランド無職ライフもまもなく終了、来週火曜日からは社会復帰です。
NZの就活の先輩であるとのっちょさんが、職場で生産性を上げるためにポモドーロテクニックを導入したとブログで紹介されていたので、筆者も真似してやってみました。
すると、これが相当いい感じなのですよ。
Contents
ポモドーロテクニックって何?
ポモドーロテクニックとは、短時間の集中と休憩を繰り返し、結果として長時間の集中力を実現する、生産性向上テクニックです。
具体的な方法を、上記のリンクから引用します。
- 達成しようとするタスクを選ぶ
- キッチンタイマーで25分を設定する
- タイマーが鳴るまでタスクに集中する
- 少し休憩する(5分程度でOK)
- ステップ2~4を4回繰り返したら、少し長めに休憩する
タイマー1個さえあればできるテクニック。お手軽簡単ですね。
ここ数日ポモドーロテクニックをつかってブログを書いたりプライベートのプログラミングをしたりしてるんですが、こいつはかなり使えますよ。
ポモドーロテクニックのここがすごい!
集中力のスイッチがONになる実感がある
いざ仕事やろうと思ったのに、なかなかやる気にならなくて着手できないって経験ありませんか?
筆者もブログ書こうと思ったけどネタが思いつかずに YouTube 観始めちゃって、いつの間にか1時間経ってる、なんてことが結構ありました。
でも不思議なもので、タイマーのスイッチを入れると同時に、集中力のスイッチも同時に入る実感があるんです。
タイマーが進んでいる間はよそごと厳禁ですから、脇目もふらずにガーッと集中して、気がついたら休憩時間になってるって感じです。25分集中するだけでずいぶん仕事できるんだなって驚きます。
強制的な休憩がいいリフレッシュになる
仕事してると、ときどきドツボにはまることってありますよね。どうしても文章が出てこなくなっちゃったり、プログラムのバグ調査が全然進まなかったり。
そのままだとキリが悪いんで、じゃぶじゃぶ時間をつっこんでなんとか終わらせようとするんですが、時間ばかり経ってしまって結局何も進まないなんてことがあります。
ドツボにはまったときは、案外、スパっと仕事の手を止めると解決策が思いつくんですよね。別のアプローチが思いついてすんなり解決するとか、諦めてほかの人に聞いたら実はなんてことなかったとか。
強制的に仕事の手を止めることで生産性が上がる。おもしろい。
タスクごとの工数を記録できる
スマホアプリでポモドーロテクニックを実践すると、各タスクに何回のポモドーロが必要だったか記録できます。これが、のちのちの作業見積もりに役立つんですね。
たとえば、最初は2時間くらいでできるだろ、と思っていたものが、実際やってみたら4時間かかってしまった。その乖離の原因は何なのかを簡単に分析して備考に書き入れておくと、次は何を考慮に入れなければいけないかがわかってきます。
こういう記録が積み重なれば、どんどん見積もりの精度を上げられますよね。
筆者の職場はアジャイルを採用しているので、細かいタスクの見積もりは日常的に発生すると思われます。これは絶対ポモドーロテクニックが役立つはず。いける、いけるぞ!!
まとめ
筆者は前職の SIer 時代、仕事量がアホのように多すぎて集中できなくなるという実に残念な作業スタイルしか経験してませんでした。
それからすると、ポモドーロテクニックは集中→休憩→集中→休憩という短いサイクルを繰り返し、結果的に数時間分の集中を手に入れる仕事の進め方なので、実に新鮮。
仕事と休憩、両方とも満足感があるんですよね。仕事ばっかりって感じでもなく、休むときはちゃんと休んで、成果はちゃんと上がってる、この不思議。
このエントリもポモドーロテクニックで書いたんですが、見事1ポモドーロ = 25分で書けました。マーベラス。ポモドーロテクニックの威力の参考になれば幸いです。
最後に、筆者が愛用しているポモドーロテクニック用のスマホアプリをご紹介します。シンプルな機能とかわいらしい見た目、これひとつあれば十分です。
より極めたい方にはこんな本もあるみたいです。よろしければどうぞー。