こんにちは、ニュージーランド在住ブロガーのはっしー(@hassy_nz)です。
IT業界に興味があるけど、自分に適性があるかどうかよくわからない……
実際の現場で働いている人から意見を聞いてみたいです。
こんな悩みにお答えします。
このブログを書いている僕は海外で働く現役プログラマーです。
以前は日本のIT企業にシステムエンジニアとして勤めており、
その頃から優秀な人やそうでない人、いろんなプログラマーさんを見てきました。
今日は僕の経験から、
「プログラマーに向いている人の特徴3つ」についてお話します!
勉強が好き
プログラミングの基礎知識を習得するには、それなりの勉強が必要です。
「未経験歓迎!」とうたっているIT企業でも、新人を現場に送り出すまでに3ヶ月程度の新人研修をみっちり行います。
それは、プログラマーの仕事には高い専門性が必要とされるから。
たとえば僕は普段の仕事でWebアプリを作っていますが、日常的に次のような技術を使用しています。
- 画面を表示する技術 (HTML, CSS, JavaScript)
- パソコンから送信されたデータを操作する技術 (C#)
- データベース
- バージョン管理システム
これを見て「うげっ、そんなに勉強しなきゃいけないのか……」と思った人はプログラマーに向いてません。
プログラマーの仕事なんて、毎日新しい勉強の連続みたいなもんですから。
ついでに言うと、この先は英語もできないとプログラマーのお仕事は勤まりませんよ。

逆に「おお、そんなに勉強することがあるのか!」とワクワクを感じた人は、めちゃめちゃプログラマーに向いてます。
きっとプログラマーになってからも新しい技術を息を吸うように勉強し続け、そこらへんの先輩プログラマーを軽々と追い越していけるでしょう。
同じことを繰り返しやるのが嫌い
プログラミングの世界には「DRY」という原則があります。
「Don’t Repeat Yourself (同じことを繰り返すな)」という意味で、似たようなコードを何度も書くのは良くないとされているのです。
この原則はプログラマーの仕事自体にも当てはめることができて、優秀なプログラマーほど繰り返しを嫌います。
たとえば、同じ画面操作を何度をおこなう必要のあるテスト作業とか、
似たような内容を毎回書かなきゃいけない勤怠実績入力とかですね。
優秀な人は、こういった繰り返し処理をボタン一発でできるようなツールを探したり、あるいは自分で作ったりして一瞬で終わるようにしてしまいます。
そして節約できた時間でより多くの仕事をこなしちゃうわけです。
「うおお! また同じことやらなきゃいけないのか! めんどくせー!!」
と自然に感じられる人はプログラマーに向いてます。
真面目に淡々と同じことを繰り返しがんばっちゃう人は、真面目という意味では悪くありませんが、プログラマーとしての適性は低いですね。
もう少しめんどくさがりになりましょう笑
論理的な思考が得意
プログラマーの素質として、僕がもっとも重要だと考えているのが「論理的思考力」です。
これが欠けていると、実際の現場の仕事に大きく支障をきたすことになります。
たとえば1つのバグを直す場合でも、これくらいの事柄を考えることが必要です。
- バグの原因となっているコードはどこか
- どんな条件のときにバグが発生するのか
- コードをどう修正すればバグが直るか
- バグが直ったことを確認するにはどうテストすればよいか
- バグ修正がほかの問題を引き起こしていないことを確認するにはどうテストすればよいか
「よくわからないけど、ここを変えたら直った」なんてことは口が裂けても言えません。
自分の仕事すべてに論理的な裏づけをもたせるのがプログラマーの責任だからです。
もしあなたが中学校や高校で、数学の証明問題が得意だった場合は、プログラマーの素質がじゅうぶんあります。
と、いうことでまとめです!
プログラマーに向いているのはこんな人!
- 勉強が好きな人
- 同じことの繰り返しが嫌いな人
- 論理的な思考が得意な人
「おっ、これなら自分もプログラマーになれそうだ」と思ったあなたはラッキーです。
IT業界はまだまだ成長を続ける分野であり、世界的にも人手不足の状態が続いています。
一度プログラミングを習得すればまず仕事には困らないですし、パソコン1台で世界を飛び回りながら働くなんてことも実現可能です。
僕も、プログラマーという仕事だからこそニュージーランドでも比較的順調に仕事が見つかりましたし、
地域でもかなり高いお給料をもらえて、永住権もすんなり取れました。
これからの人生を生きやすくするために、「プログラマーになる」のは良い選択肢ですよ。

こんにちは、
はじめまして。ブログを拝見させて頂きました。
現在、オーストラリアにワーホリビザホルダーとして滞在しているものです。もうすぐ滞在期間満了となり、一旦帰国した後、近いうちにニュージーランドでワーホリをします。
日本では教育現場で仕事をしていましたが、
もともとパソコンに触れることが好きで、語学修得とともに、最近独学でプログラミングを勉強し始めました。
架空のウェブサイトを制作しているうちに、プログラマという仕事にも興味を持ち、どんな職種か、どういう人材が求められるのかなど調べていた次第です。
ぜひ今後とも他のトピックも拝見させていただきます。
長文になり失礼致しました。