海外就活

【海外就活】ニュージーランドで就活する前に済ませておくべき2つの手続き

久々に海外就活エントリを。今回は就活のコツではなくニュージーランドでの就活中にやっておきたいことについてです。

就活中はどうしても仕事をゲットすることばかりに意識が向いてしまいますが、実は時間に余裕のある就活中にこそ終わらせておきたい手続きというのがあります。やたらと時間がかかってめんどくさかったり、働き始めたときに終わってないと厄介だったりすることです。

僕自身が両方とも忘れてて、みごとに後悔することになりました。これからニュージーランドでの就職を目指す人たちのために、ここで情報共有したいと思います!

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警察証明書を取得する

仕事を得ることができたら、移民局にワークビザを申請しなきゃいけません。ニュージーランドでの申請にほぼ必須なのが警察証明書(無犯罪証明書)。これは日本の警察庁から取り寄せる必要があります。これが実に厄介なのでマジで注意してください。

大使館または領事館からしか申請できない

警察証明は本人確認と指紋の採取が義務づけられているため、直接大使館または領事館に出向かなくてはいけません。大使館はウェリントン、領事館はオークランドとクライストチャーチにあります。近くに住んでる人はいいですが、もし離れたところにいる人は、時間に融通のきく求職中に手続きを済ませておいたほうがいいでしょう。働き始めてからだとわざわざ休み取って行くことになるんで、めんどくさいですよ。

証明書が届くまで2〜3ヶ月かかる

これがもっとも注意すべきところで、海外から警察証明を取得しようとすると2〜3ヶ月もかかるんです! 長え! 日本国内で申請すれば1週間くらいで発行してくれるのに……。

つまり、滞在ビザの有効期限ギリギリで仕事を貰えた、でも警察証明持ってない、届くまで待ってるとビザが失効してしまう、となると緊急帰国せざるを得ない可能性が高いです。はやめに取得の手続きを済ませておきましょう。日本にいるうちに取得しておいてもいいですね。

僕の場合、この警察証明の取得が遅かったので、ビザの更新手続きが遅れ、失効まで1ヶ月を切ってからようやく新しいビザが取れました。ビザ切れが刻一刻と近づいてくる中、更新を待つのはめちゃめちゃ心臓に悪いです。皆さんはちゃんとゆとりをもって手続きしましょう!

これ以外にもワークビザに必要な書類はいくつかあり、しょっちゅう規定が変わるので、移民局の最新の情報をチェックするようにしてください。
www.immigration.govt.nz

 

IRDナンバーを取得する

IRD ナンバーとは、平たく言うとニュージーランドの労働者がみんな取得する納税者番号のことです。所得税を納めるのに必要なので、会社に入ると人事から「IRD ナンバー教えてー」と必ず言われます。

これを持ってない状態で働くと、給料の額に関わらず最高税率で所得税を徴収されます。ニュージーランドの最高所得税率は33%。たいして稼いでなくても給料の3分の1もってかれるのはつらすぎ! 厳密には年末調整的な手続きで払い過ぎたぶんは戻ってきますが、それもめんどくさいので、就活中にIRDナンバーを取っておきましょう。

ちなみに僕は見事にこの手続きを忘れてたので、所得税の納め過ぎを避けるために初任給の支払いを IRDナンバーが発行されるまで延期してもらうハメになりました。2年以上も無職生活が続いてて銀行口座が枯渇寸前だっただけにこの延期はしんどかったです。皆さんはそんなことないように!

申請書はウェブサイトからダウンロードできるので、以下のリンクを参照してくださいね。
www.ird.govt.nz

 

以上、2つの「やっておかないと後々すげーめんどくさい手続き」の紹介でした。ニュージーランドで就活する際は忘れずにやっておきましょう!

ABOUT ME
はっしー
ニュージーランド在住の元プログラマ。 日本のIT企業で月100時間超えの残業を経験して過労死しかけたことをきっかけに国外脱出、毎日定時帰りの生活と年収アップを実現させる。脱社畜、英語、海外移住などをテーマに情報発信中。Twitterフォロワーは1万8千人以上。ニュージーランド永住権ホルダー。

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