こんにちは、ニュージーランド在住ブロガーのはっしー(@hassy_nz)です。
このブログを読んでいるあなたは「社畜」という言葉を聞いたことはありますか?
おそらくほとんどの人が聞いたことのある言葉だと思います。
最近では労働問題関連のニュースでよく取り上げられていますね。
しかし、「社畜」のほんとうの意味を理解している人は少ないんじゃないでしょうか。
「馬車馬のように昼も夜も働いているサラリーマン」のことだと勘違いしていませんか?
それは大きな間違いです。
この記事では、
- 「社畜」の本当の意味
- 「社畜」にならないための具体的な行動
について詳しく解説していきます。
Contents
「社畜」=「今の会社でしか生きられない人」である

「社畜」と耳にすると、多くの人が連想するのは「長時間労働」「サービス残業」「休日出勤」といったワードでしょう。
決して誤りではありません。
プライベートを犠牲にして会社のために働き続ける……それも社畜の一面です。
しかし、長時間働くばかりが社畜ではありません。
毎日定時で帰っているあなたも、実は社畜なのかもしれないんです。
「社畜」とはそもそも「会社の家畜」の略語です。
それを考えれば本当の意味が見えてきます。
「家畜」の反対の意味の言葉は「野獣」。
では家畜と野獣の違いはなにか?
家畜は、飼い主の元でしか生きられません。
餌を自力で取ってくることはできず、一生を柵の中で過ごします。
もし柵の外に放り出されてたら、生き延びることは難しいでしょう。
一方で野獣は住む場所を選びません。
腹が減ったら自分で餌を探し、どこにだって移動していきます。
家畜に比べて圧倒的にサバイバル能力が高いのです。
これを人間に置き換えると、
「社畜」とは「今の会社でしか生きられない人」という意味になります。
スキルらしいスキルをもたず、ただ会社に通っているだけで給与をもらっている人。
だから長時間働いているかどうかはあまり関係がありません。
明日いきなりクビになったとして、転職や起業で食べていくことが難しいとすれば、毎日定時で帰っていても社畜であると言えます。
そして「脱社畜」とは、
長時間労働から脱するだけでなく、転職に困らないスキルを身につけて”野生のサラリーマン”になること。
どの会社でも通用する武器があれば、ひとつの会社にこだわる必要はありません。
よりよい待遇や理想の働き方を求めて、企業を渡り歩くことができますし、場合によっては起業したっていい。
もしひどい会社に当たってしまってもためらわずに辞められますしね!
- 「社畜」とは「今の会社でしか生きられない人」のこと
- 毎日定時で帰っていても、明日クビになって露頭に迷ってしまうなら社畜
- 「脱社畜」とは「転職や起業に困らないスキルを身につける」こと
社畜にならないための行動パターン
では、社畜になることなく楽しい働き方を実現するためには何が必要なのでしょうか?
具体的な行動パターンを紹介していきます。
残業をしない
ほかの会社に転職できない社畜にとって、長く働くだけで収入が増える残業代は非常に”おいしい”もの。
口では「残業つらいわ〜」と言っていても、実際に残業代が口座に振り込まれると悪い気はしません。
しかし、残業している時間はいわば人生の切り売りです。
ほんとうなら勉強をしたり、副業でスキルアップしたりできる時間を売ってお金に変えているだけ。
もし大したスキルの身につかない仕事をしていると、時間が経つほど人材としての価値がなくなり、キャリアチェンジできなくなっていきます。
残業で小銭を稼ぐくらいなら、定時で帰って自分のスキルへの自己投資に時間を使いましょう。
どんなことを勉強したらいいかわからないという人には、とりあえず英語を身につけるのがオススメ。
いまだに日本人は英語が苦手なので、まともに英会話ができるだけでも年収アップが見込めます。
僕が働きながら英語を勉強するのに利用した教材などは、こちらの記事をどうぞ。
【英語学習】28歳での大学留学のために使用した教材・サービス

会社をキャリアのために利用する
目上の人のいうことを素直に聞いて実行する人は、社畜になってしまう可能性が高いです。
実は僕自身、上司の指示に文句も言わずたんたんと仕事をしていたら、
仕事量がめちゃくちゃ増えて残業せざるを得なくなり、しかも社内でしか通用しないスキルだったため転職に活かすこともできず、
まさに「今の会社でしか生きられない」社畜的な働き方におちいってしまいました。
あなたは会社の奴隷ではないし、上司の下僕ではありません。
与えられた仕事があまりに多すぎたり、どう考えても不合理なときは、きちんと意見を言いましょう。
残業させずに効率よく部下を働かせるのも、上司の仕事の一部ですからね。
どうせ会社で働くなら、キャリアのために会社を利用するくらいの気持ちが必要です。
「実力をつけて、さらに待遇のいい会社に転職する」ことを目標にしていれば、しょうもない仕事に時間を使っている暇はなくなります!
汎用的なスキルが身についているか意識する
仕事を通じて「汎用的なスキル」が身についているかどうかは常に意識しましょう。
毎日仕事をがんばっていても、今の会社の中でしか通用しないスキルしか得られないのであれば、あっという間に社畜になってしまいます。
「自分の仕事のやりかたは去年に比べてレベルアップしたか?」と考えてみると確かめやすいです。
どんな仕事においても、問題点を発見して改善するというサイクルを回していけば、その経験自体が汎用的なスキルとして蓄積されていきます。
そして、1年も経てば仕事のやり方が大幅に変わっているはずでしょう。
逆に毎日同じことの繰り返ししかしていないと、汎用的なスキルはほぼ身につきません。
あなたがもし、去年とほとんど同じ仕事しかしていないとしたら……
今すぐ、仕事で改善できるところがないかチェックしてみましょう。
「同じことを二度やっている」
「めちゃくちゃ時間がかかる」
「特定の人にしかできない作業がある」
こうした問題点は、改善の大きなヒントになります。
まとめて上司に報告し、業務時間内に改善に取り組ませてもらいましょう。
間違いなく、汎用的なスキルとしてあなたの中に残ることになります!
自分の市場価値を常に確かめる

社畜にならないための大きな後ろ盾。
それは「自分はどこの会社でも働けるんだ」という自信です。
そのためには、自分の市場価値を常に確かめておくことが重要になります。
今の経験やスキルが、どれくらいの会社から求められているのかがわかれば、
自分が社畜になっているのかそうでないのかもわかりますね。
自分の市場価値を一番わかりやすく知る方法は、転職サイトに登録することです。
サイトによっては、希望する条件を入力しておくだけで企業側から「スカウト」が来るものがあります。
たくさんスカウトが届く人は、それだけ市場価値が高いということ。
「自分の能力を必要としている会社がほかにもある!」
ってことがわかれば、ひとつの会社にこだわる必要はないという自信につながりますよ。
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はじめまして。あなたの記事にとても感銘を受けました。自分はあなたの定義の社畜に当てはまっていました。脱社畜を目指していきたいと思いました。ありがとうございます。